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ドキッ!前科前歴盛り沢山なオッサン達が行く長野新蕎麦ツアー 後編

ドキッ!前科前歴盛り沢山なオッサン達が行く長野新蕎麦ツアー
前編 https://note.com/oharan/n/n3d3b36fc0adf
後編 https://note.com/oharan/n/n33974ef3a6f4

色々とダメなオッサン達が集まり、学級崩壊しながらも無事に長野で蕎麦にありつけた我々。
だがしかし、この旅の本当の目的地は蕎麦集落ではなく、その中のとある一軒のお店だったのである。


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それがこの山法師さんなのだが、実は着いてすぐに店に入った時点では明らかに店じまいムードが漂っており、一度はお母ちゃんに「ごめんなさいね、お蕎麦がないのよ」と断られてしまった。

が、「あるだけで構わないので何人前まで出来るか教えていただけませんか?」と食い下がったところ、奥からご主人が現れ「小一時間待ってくれたら打つことも出来るんだけd……」

「1時間経ったら絶対に来ます!8人います!よろしくおねがいします!」と食い気味に返事をして、気が変わらない内にそそくさと一時撤退。

前回ご紹介したからさわ屋は、山法師のお父ちゃんが蕎麦を打ってくれる間の時間稼ぎとして入ったのであった。
※その割には、唐沢集落初体験のメンバー達は口々にからさわ屋の蕎麦を褒めちぎっていた事を付け加えておく。

ちなみに言っておくと、この集落の蕎麦は基本的にどこで食べても平均的に美味しい。からさわ屋がスタンダードで、根橋屋は盛りが多くてCP最強、そば幸は馬刺しやもつ煮(馬肉)などの1品料理で酒を引っ掛けるのに最高で、そしてこの山法師は「集落一蕎麦の完成度が高え」のである。

ただでさえどこに入っても美味しいお蕎麦が食べられる土地なのに、その中でも明らかに孤高のトップと言っていいレベルなのだ。

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という訳で、すでにからさわ屋で満足している面々に対して「ここのお蕎麦は一軒行った後でも余裕でそれを超えてくるから」と無駄にハードルを上げておく。

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山法師のサービス漬物は、時期だからかシンプルな野沢菜漬け。今回は時間的に2軒が限界だと分かっていたので、地酒も頼んで飲んだくれてみた。漬物をアテに昼間から "ジャパン" ってたまらんな。

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