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「ふふふ、杉田水脈など小者」 純潔教育は自民党のお約束

炎上芸人再び

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また杉田水脈がやらかしたと連日盛り上がっている。

なんでも夫婦別性について話し合われていた衆議院の本会議で「(別性にするなら)結婚しなくていい」といったヤジを飛ばした疑いが持たれている。

これについて杉田はマスコミの取材にまともにコメントも残さず逃げているなどと非難されているのだが、どうにもこの件については今さら感が拭えない。

というのも、夫婦別性に限らず価値観が古臭過ぎて今の時代に合っていないとか、未だに純潔教育すべしと圧力をかけまくるとか、それこそが自民党じゃないか。杉田なんかやってる事も言ってる事も小者過ぎて、ここまで大騒ぎするに値する人間じゃないだろ。

純潔教育のご用命は自民党

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自民党の恐ろしさを思い出していただくために、自民党議員らの過去のヤバ過ぎる言動をいくつか紹介しよう。
と言っても、ネットにソースが残っている物に限定するので、すべて最近の話だ。

これは都内の中学校の性教育の内容が気に入らんとして、都教委を通じて区の教委に圧力をかけたというお話。2018年のことなので、まだ覚えている方も多いだろう。
この問題のキーマンになっているのが古賀俊昭という日本会議系かつ自民党所属の都議。ちなみに過去には在特会の集会にも招かれて問題発言を連発して話題になったジイさんでもある。

このジイさんは以前から「結婚するまで処女でいろと教育すべきだ(要約)」といった言動をし続けて来た、コテコテの自民党思想の人間である。

この(悪い意味で)ブレない古賀都議が巻き起こした過去最悪の話といえばコレだろう。

性教育の問題が取り沙汰される際に、必ずと言っていいほど持ち出されるのが七生養護学校事件である。
これは養護学校内の知的障害を持った男子生徒と女子生徒が性的な関係を持ってしまったことが発覚し、教員と保護者が話し合って特別な性教育プログラムを作ったということが発端。
この教育プログラムが評判となり、他の養護学校から教員が研修で訪れるほどだったという。

これを都議会で問題視したのが土屋敬之(当時民主党)で、当時都知事だった石原慎太郎は「異常だ」と斬って捨て、土屋のほか田代博嗣(自民党・日本会議系)と古賀俊昭が視察に訪れた。
その際にこの3バカは教員らに暴言を浴びせかけ、教材を力ずくで没収するなどやりたい放題をし、後に「不適切な性教育で使われていた教材」として展示会を開くなど徹底したクズっぷりを世間に晒した。
結果、養護学校の教員に訴えられて見事に負ける訳だが、この話は後に大問題へ発展する。

なんと、この動きが国会議員にも伝わり、かの悪名高き『過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクトチーム』が発足する。座長は安倍晋三、事務局長は山谷えり子と絶望しか感じられない濃厚さだ。

さてこの山谷えり子というのは ”純潔教育の自民党” の中でも頂点と言うべきトンデモ系な人材である。

在特会幹部らと記念写真と撮って大問題になるほどの保守(笑)なのに、韓国キリスト教の歪みまくった教義の影響を強く受けているという、いわゆる自民党あるあるの親玉のようなオバちゃんであり、こんなのが我が国の国家公安委員長を務めていたというホラーなお話。

こいつの過去の発言の中で特にビっとしていたのは「(セックスも性教育も)結婚してからでいい」だろう。

こうした人物らと比較すると、杉田なんか超どうでもいい小者であり、まだまだカワイイ方だと言うよりない。

ちなみに山谷と在特会のお話については、過去に何度か記事がバズっているので、私としては有り難いオバちゃんという一面もある。

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