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これぞ「蕎麦界の二郎」不揃い極太蕎麦を堪能(角萬 向島店/墨田区向島/蕎麦)

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浅草~三ノ輪エリアを中心に、一風変わった蕎麦があるのをご存知だろうか。角萬という老舗の蕎麦屋で出している名物の "肉南蛮" がそれなのだが、これは日本人が好むであろう蕎麦とは全く逆のベクトルへ突き進んだとても面白い逸品なのである。


という訳で、今回は墨田区向島の角萬にお邪魔した。大量の蔦が絡まった外観が中々の佇まいである。

角萬は台東区竜泉に本店があったのだが、そこから親族を中心に暖簾分けして向島や本郷に店を増やしたようだ(現在はさらに何店舗かある)。

ただ、この角萬には少々問題が。現在の本店である浅草店も、この正当な暖簾分け店である向島店も、公共交通機関からだいぶ歩くのである。この向島店は東武の浅草駅から言問橋を渡って歩くか、スカイツリー駅から歩くかの二択なのだが、どちらも道さえ知っていれば10~15分も歩けば着けるかなあといった距離。

ちなみに浅草店の方は東武線やつくばEXの浅草駅から、山谷・吉原方向へ延々と歩くという中々の苦行である。


さて、メニューは非常に絞られており、温冷メニューが数種類ずつあるくらい。蕎麦屋というと酒の肴から蕎麦やうどんやきしめんにラーメンにカレー……と、何でも屋的なメニュー数の店も多いが、ここは少数精鋭タイプだ。

てか、角萬に来る客って大多数が肉南蛮(冷)を頼むと思うので、他のメニューの準備をする必要がないのかもしれない。

で、このメニューを見て「こ汚い店のクセに価格はご立派だな」なんて印象を持ったのではないだろうか。

……そう思っていた時代がわたしにもありました。

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