マガジンのカバー画像

月刊汁マガジン

元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。 [特に高評価された話題] ・表現規制…
[料金] 500円(月) [更新頻度] 2018年11月の開設以来、毎月約20本の記事を掲載して…
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#錦糸町

場所が錦糸町だけにちょい飲みや待ち合わせに最適!(立ち呑み粋/錦糸町/酒場)

東京23区の繁華街を、街のカオスさを基準として比較した場合、個人的に「北の赤羽、東の錦糸町」は双璧ではないかと思うのだが、この両者には店の入れ替わりや流行り廃りの流れが早いという特徴がある。 そんな不人気店は光の速さで潰れて行く錦糸町にあって、混雑を維持している立ち飲み屋が、今回ご紹介する 『粋(すい)』さん。 場所はロッテ会館のすぐ目の前の総武線の高架下で、すぐ近くには老舗の洋食屋さんや、日本一の牡蠣つけ麺(弊社調べ)の佐市などがある。 話がそれるが、過去に紹介した記

チャリンコ圏内のラーメンショップ系のお店をしらみ潰しにするネギ&背脂祭り開幕!(ニューラーメンショップ扇橋店/江東区/ラーメン)

以前は割と食べる機会があったものの、ここ20年くらい全く口にすることがなくなっていたお店……、それがラーメンショップ。 というのも、板橋区に住んでいた時代も、墨田区に引っ越した今も、気軽に通える場所に全然店がないのである。 また、背脂系の悪い味のラーメンが食べたければ、板橋区なら土佐っ子系に行けばいいやとか、他に代替品があったため、わざわざ苦労して(具体的に言うと自動車に乗って)ラーショに行く必要性を感じなかったのだ。 墨田区に引っ越して来てからも、一応近場のラーショを

タイ料理マニアが絶賛する錦糸町の大型新人!(アロイちゃん/錦糸町/タイ料理)

我が家は私も女房もエスニック系のご飯が大好物なのだが、いま住んでいる墨田区南部からは、一大エスニック供給地である錦糸町が非常に近い。 お陰で子供ができるまではしょっちゅうタイ料理などを食べ歩いていたのだが、ここ数年はどこへ行くにも息子連れが前提条件であったため、タイ料理や韓国料理、インド料理といった辛い食べ物はご法度になってしまっていた。 ところが、今年に入った辺りから息子を置いて夫婦2人で食事に出る機会が増え、いままで絶食状態だったエスニックを踊り食いするチャンスが頻繁

家系激戦区・錦糸町にあって、超狭小テナントで頑張る名店!(武の極み/錦糸町/ラーメン)

タイ料理やインド料理など、エスニックの名店が集まる街として有名な錦糸町だが、なぜか家系ラーメンの激戦区でもある。 面白いのが、あちこちに出店しているチェーン系の家系ラーメンが幅を利かせているのではなく、個人経営ないしは小規模チェーンと思われる店が何軒も定着しているところにある。 今回ご紹介するお店も、長く錦糸町で頑張っている家系ラーメンの名店なのだが、ご覧の通り超絶狭小テナント。間口は狭いけど奥に広がっているとかではなく、本当にこの写真で見たままのサイズしかない。 よう

びっくりドンキーがオサレ路線に!? (Dishers 錦糸町楽天地ビル店/錦糸町/ハンバーグ)

駅を中心に巨大な繁華街が広がる錦糸町。"良い" も "悪い" も関係なく、あらゆる飲食店が無作為に集められた的なこの街には、超老舗から日本語が一切通じそうにないお店まで、だいたいの物が揃っている。 今回紹介するDishiersは、そんなキャラの濃い店ばかりの錦糸町に「全国に3店しかないびっくりドンキーの新業態」という看板を引っ提げてオープンした比較的新しいハンバーグ専門店だ。 おそらく "コストカット" と "廉価版" といった言葉がコンセプトとして考えられるのだが、そう

掘っても掘ってもなくならない、夢の壺ビリヤニを食す!(カレーリーブス/錦糸町/南インド料理)

1年半くらい前だったろうか。錦糸町に南インド系と思われるレストランが新規OPしたので行ってみたら、板橋区時代の呑兵衛仲間に教えられていた、十条の名店中の名店が移転して来たものだったという嬉しい出来事があった。 実際に食べてみたところ、間違いなくハイレベルだし、CPも良いし、これはエスニックファンが多く訪れる錦糸町ならばあっという間に行列店になってしまうのではないかと思われた。 ……が、いつ通りかかっても意外と空いているっていう。 おいおい錦糸町民、もったいないだろ! な

錦糸町の焼き鳥屋NO.1が(アタクシの中で)決定!(鳥の小川/錦糸町/焼き鳥)

わたくしごとで恐縮ですが、お約束のようにまたどこかで何かを貰って来てしまったようで、過去2回のコロナ判定された時と似たような症状に悩まされており、鼻水・咳・痰・ノドの痛み・全身のだるさ・関節の痛みに頭痛……と、なかなかのフルコースを喰らっております。 発熱がそれほどではないのが救いですが、それでも38度前後はあり、おまけに食欲も細ってしまってもう大変。どんなに体調が悪くても食欲だけは旺盛なアタクシが食事する気にならないだなんて……。 という訳で、自分に活を入れる意味でも、

今年のお誕生日は大好きで仕方ない回転寿司へ!(もり一亀戸店/亀戸/回転寿司)

お陰様で2月7日に誕生日を迎えまして、見事なまでのアラフィフになってしまいました。50歳までもう後がない状況でござる。 こんな年齢になるといまさらバースデーディナーでどうこうという欲求もないのだが、子供もいることだし、せっかくなので息子が喜びそうなお店を選んでやるかと回転寿司をチョイス。 とはいえ、くら寿司・スシロー・かっぱ寿司……とかでは悲しすぎるので、個人的に一番大好きな "もり一" さんへ。 この店は神保町や錦糸町、亀戸など数店舗あるのだが、ネタもシャリもとても美

最寄り駅のない辺鄙な場所なのに何故かバズった町中華(中華料理 菜来軒/墨田区石原/町中華)

息子を連れてよく行く銭湯(墨田区・御谷湯)のすぐ近くに、外見は "中々" なのにいつも繁盛している町中華がある。 よく「錦糸町の町中華」として紹介される事が多いのだが、住所的には墨田区石原の蔵前橋通り沿い。錦糸町駅が一応の最寄り駅ではあるものの、土地勘がないと15分くらい歩かされるかもしれない。 私はだいぶ後になってから知ったのだが、どうやらこの店はTVやYouTubeで何度も紹介されている、炒飯の名店なのだそうな。 よく店の前は通りかかるものの、ほぼ銭湯目当てであり、

絶妙な立地!味もヨシ!コスパもヨシ!な錦糸町のもつ焼き屋(もつ焼 大喜/錦糸町/もつ焼き)

錦糸町駅から徒歩数分、京葉道路沿いの江東橋のすぐ近くに、以前から気になって気になって仕方がないもつ焼き屋さんがあった。 お世辞にもキレイとは言えない外観なのだが、常にお客さんで賑わっており、機会があったら入ってみたかったのだが、子連れで入れる店なのか分からなかったため中々チャンスがなかった。 もつ焼き屋のような完全大人向けの店って、子供が入れない店が多いのよねえ。好物を聞かれて「シロのタレ焼き!」と即座に答えるアホな息子を持つ親としては非常に難儀な話である。 それがある

身体もメンタルもズタボロな時こそジャンクフードで喝を入れるのだ!(漢ラーメン室/錦糸町/ラーメン)

先月からコロナを皮切りに病気・体調不良が連続し、身体が弱り切っていたところにメンタルに打撃を受ける出来事が立て続けに起こるという人生修羅モードに突入していたアタイ。 そんな身も心もズタボロな時は、あえて超絶ジャンクフードをかっ込んで喝を入れようと、チャリンコを飛ばして錦糸町までお出かけしてみた。 この日はどうしても家系ラーメンが食べたかったので、錦糸町南口の大きな商業ビルの1Fにあるこちらをチョイス。 ちなみに3年前の記事にも書いたが錦糸町は未だに家系ラーメンの激戦区。

危険な "南錦糸町" エリアにも癒やしスポットくらいあるんやで!(Macchinesti Coffee/墨田区緑/喫茶店)

つい先日、TwitterのTLにこんなマンガが流れて来た。 両国民として、日々のお買い物に錦糸町を使うしかない立場として実に返す言葉がない。何も見なかったことにしてやろうかと思ったが、考えてみたら私も普段から充分に錦糸町をディスっていたので文句が言えないことに気付く。 やっぱね、巨大なWINS(場外馬券場)がひとつあるだけでも中々なのに、錦糸町にはマルイを挟んで2棟建ってるからね。オセロルールだったらマルイもWINSになってないとおかしい。マジであれは意味がわからない。

「立ち食いそば?居酒屋?」マルチな営業形態の立ち飲み屋でひとり酒(丸源/錦糸町/立ち飲み)

先日は錦糸町の老舗酒場である小松を紹介した。 近頃の錦糸町は新しい店が増えまくっており、特に南側はラーメン屋など独身男性用の店が目につく。一昔前まで錦糸町の代名詞だったエスニックは、比率としてはだいぶ低くなっている気がする。 そんな激しい入れ替わり期を迎えている錦糸町では、昔ながらの酒場も減って行く一方なのだが、人気店だけが繁盛していてそれ以外は淘汰されるという状況にあるようだ。 今回ご紹介する丸源は、そんな勝ち組酒場のひとつ。この店の営業形態はちょっとややこしくて、基

女房と2人で久々に酒場呑み(小松/錦糸町/酒場)

思えば板橋区で女房と同棲していた頃は、稼いだ金の殆どが酒と肴に消えるという明日なき生き方をしていた。 ところが近頃は子供がいるせいでほぼ毎日家飯。台所当番はボク。なんて健康的な生活なんでございましょう。 だがしかし、そういう生活が続けば続くほど、小さなチャンスを最大限に活かそうと虎視眈々と機会を伺うようにもなる訳で。 そんなある日、息子がスポーツの試合に参加するため半日いないという絶好のシチュエーションが!ががが! そんなスペシャルな日だというのに、我々夫婦が選んだ店