『紫蘭後宮仙女伝』明日発売します
明日に発売なんですが、宣伝ってどうすればいいのか相変わらずさっぱりわかりません。
おまけに今回は一応中華風ファンタジーなため、漢字読みづらいキャラも多々いるため、なんかしたほうがいいかなと思いまして、とりあえずキャラ紹介をしてみようかと思います。
このキャラの名前なんだっけ、と思ったときに読んでくだされば嬉しいです。
紫蘭(しらん)
浮花族の少女。騎馬と弓矢が得意。基本的にはねっ返りなものの、何回も騙されたりひどい目にあったりしたことがあるために、言動こそ直情的なものの、考え方自体は慎重派。
うっかりと第八花仙の特徴と一致していたために、100年前の後宮に迷い込んだ際に、勝手に国をつくった仙女のひとりの第八花仙に祀り上げられてしまう。
月季(げっき)
穏やかな百花国の王子。賢いが、その賢さを宦官たち以外はほぼ理解していない。
母親が宮女だった上にいじめ殺されて死んでしまったので、後ろ盾がおらず、現在は宦官たちの保護下にある。
紫蘭の知っている時代では賢王月季として、八花仙信仰に疎い浮花族にすら伝説が残っている王だが、現状の後宮内の立場は相当微妙な上に、成人したら行く場所もないため、成人するまでに彼を王にするめどを立てないといけない。
扶朗(ふろう)
後宮の宦官たちの総まとめの宦官長。胡散臭く人を煙に巻くような言動ばかり繰り返して、あまり本心を明かさない。
月季の実質的な保護者であり、後ろ盾が全くいない彼に勉学を教えた張本人であり、紫蘭を第八花仙に口八丁で祀り上げてしまった人物である。
後ろ盾がないためにかえって野望を持っている人たちを寄せ付けない月季を王に据えたいために、裏で紫蘭と結託することとなる。
白陽(はくよう)
扶朗から派遣されて月季の面倒を見ている宦官。穏やかで人のいい常識人だが、融通が若干利かず、なんでもかんでも先回りして物事考えている扶朗や突飛な言動を繰り返す紫蘭に振り回されがち。
桂花(けいか)
宮女長から派遣されて紫蘭の世話にやってきた宮女。元々は出稼ぎのために後宮に来たら伏魔殿だったがために、明るくしっかりした言動ながらも、立ち回り考えないと死ぬと小賢しい態度が目立つ。
石蒜(せきそう)
紫蘭が落ちてきた時点での後宮の王太子であり、月季の異母兄。
基本的に落ち着いた人物であり、信仰心が厚い。
彼が王太子のでは紫蘭の知っている歴史に繋がらないと、彼女は慌てて彼から王位継承権の剥奪のためにあたふだしないといけなくなる。
あと、妃とか、紫蘭付きになる宮女とか出るんですが、このあたりは本編のネタバレになってしまいますので、読んでからのお楽しみです。