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夢でダメ出しされた名付け候補


2人の子どもどちらとも

超音波検査で子どもの性別が出生前にわかりました。

私は根拠なく男の子だと思い、

男の子の名前ばかり考えておりました。

二回ともです。

「あ、女の子ですか」

別に単に男の子かな、と思っていただけで、性別自体はどちらでもよかったのですが、

名前を白紙から考えねばなりません。

(ちなみに上の子は泰平で、下の子は健三にしようと思っていました)

1人目のときは、

あかねちゃんかまどかちゃんにしようと考えていました。

単に語感が好きという理由なのですが。

お腹に呼びかけて反応がいい方を採用するという話を聞き、

夫婦で試してみましたが、

あまりよくわかりません。

まだ週数もあるし、そのうち決まるだろうと思っていましたが、

ある日夢に、大体生後3ヶ月くらいのネンネの赤ちゃんが出てきました。

「あ、これはもしかして噂に聞く、夢でお腹の赤ちゃんがお告げするやつ?!」

と感じ、

名前について聞いてみました。

「ねえ、あかねちゃんて名前どう?」

そう私が訊くと赤ちゃんは口を開かず、

手足をバタバタさせ、

「あかねちゃんは、ちがうんだな〜」

と何故か大和田獏さん調の声とナレーションでテレパシー(?)をくれました。

「生き物地球紀行」か。

えっ、可愛いけど、なんか赤ちゃんぽくない喋り方すんな〜と夢の中で思いながらも、

「じゃあじゃあ、まどかちゃんは?」

と第二候補を。

すると、再び大和田獏さんプラス、ルパン3世調になって、

「まーどかちゃんも、違うんだよな〜」と

やはり手足をバタバタさせて目をくりんっとさせながら

やんわり断られました。

「そ、そうなんだ〜」と言ったところで目が覚めました。

てっきりどちらか選んでもらえると思っていたので、まさかのダメ出しでした。

しかも大和田獏さんプラスルパン3世の語り口で。

演出意図不明。

私の脳の都合か、お腹の子どもの趣味か。

というわけで、どちらも見送り、新しく名付けたわけです。

あかねちゃんもまどかちゃんもとても良かったのですが、

夢ではありますが、

もしかしたら本人が消去法で違う名前を望んで

今の名前になったと思えば、

何やら

不思議で貴重な体験だったなと今は思います。





#名前の由来

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