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なぜお花は美しいのか?

おはようございます。
ペーパーフラワーアーティスト志望の西山結花です。

そこにあるだけで少しハッピーになって、
特別な日には誰かに贈りたくなる。
多くの人にとって、お花はそういう存在ではないでしょうか。
ここ中国でも、お花屋さんや花壇がいたるところにあります。

では、なぜお花はそんなに魅力的なのか?
「お花で人と人を結ぶ」ためにはかなり重要なポイントだと思うので、私なりに考えてみます!

お花は美しいと思われるようにできている説

お花の繁殖=受粉の助けとなる動物を呼び寄せるために、魅力的に見える姿をしているという説を聞いたことがあります。

しかし、花粉を運ぶ動物のうち99.5%は昆虫のようです。
どうも虫と人間では花の色の見え方がかなり違うようで、受粉のために私たちにとって美しい姿になっていると言うのは無理がありそうです。

ただし、虫にとってきれいな花が、結果的に人間にとってもきれいだった、ということはあるかもしれません。
花は人間の目で見てもカラフルで、土の上でも草の上でも目立ちます。
景色を彩る姿は特別で、それを「美しい」と思うのかもしれません。

お花は美しいという美的感覚が文化的に育つ説

これは、お花に限らずずっと気になっている考え方です。
もし私たちが火星で育ったら、赤い空を美しいと思うようになるのか?

後天的、文化的要素も少なからずあると思います。
みんなが「きれい!」と言っているのを聞いて、
古代の詩に詠まれているのをみて、
「お花とは美しいものだ」という美的感覚がつくられていくのかもしれません。

中国でも様々な場所にお花がディスプレイされていますが、公園でもホテルでも、お花のチョイスが日本とは違うなと感じることが多いです。
はっきりした色や形が好まれているように感じます。

このような地域的な違いを見ても、文化的な影響はあるのだろうと思います。

私が推したい説:お花が生きる姿に感動する説

以上のように、お花の見た目の美しさについては、いろいろな要因が考えられそうです。

でも、見た目が美しいだけでこんなにも元気をもらえるだろうか?
大切な人に贈りたくなるだろうか?
世界中に花言葉が生まれるだろうか?

その強い魅力が生まれるのは、お花が生きているからではないでしょうか。

光を浴びるために懸命に太陽を追いかけたり
つぼみが長い時間をかけて開いていったり
岩場の小さな隙間から1本だけ頑張って生えていたり

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生まれた場所で、ただただ懸命に生きている姿は、美しいと同時にエネルギーに満ちています。その美しさと秘めた力によって、私たちは心を動かされ、物語を感じるのではないでしょうか。

そうなると、紙のお花で人の心を動かすには、本物のお花に負けない熱い熱い思いをもって挑まないといけないですね!

今日の花言葉

今日のお花は、セイタカアワダチソウ。
花言葉は、生命力。
繁殖力が強く、花は黄金色に輝きます。
お花にエネルギーをもらいながら、一生懸命楽しんでいきます!





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