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過去や未来は存在しない、今を楽しむ🌈


私は適応障害になり、
カウンセリングに通いながら
思考からくるしんどさを軽減するため
心理療法に取り組んでいます。

今、取り組んでいるのは、
認知行動療法に近い
ACT(アクセプタンス・コミットメント・セラピー)というもの。
(ずっと認知行動療法だと思って取り組んできたけど、こっちだった!汗)

その心理療法の提唱者、ラス・ハリスさんの言葉で以下がある。

過去は存在しない。それは現在の記憶以上のものではない。
未来も存在しない。それは現在の思考やイメージでしかない。
あなたにあるのは現在この瞬間だけなのだ。
それを最大限に活かそう。
今何が起こっているのかに注意を払おう。
それを最大限に味わおう。
最後に覚えおいてほしい。

「人生は、与えられたものを最大限に活かす者にもっとも多くを与える」のだ。

『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』ラス・ハリス著(筑摩書房)p279-280


これは、私の思考の傾向への気づきから
すごく腹落ちした言葉。

私が普段不安に思ってることは、
大抵、過去から連想される未来
もしくは、まだ見ぬ未来。

でも、まだ目の前に起こってないんです。

ただ、不安。

例えば、過去の上司に
こんなことを言われたから
きっと今の上司もそう思っているだろう。
それは嫌だ、とか。

でも、今、目の前にいる上司は
私がそんなことを考えて
不安になっているとは思わない。
そして、私も不安になる必要はなくて、
仮に同じことを言われたとしても
意味合いは異なるかもしれないし、
文脈も違うかもしれないし、
必要以上に不安になる必要はないなって
少し安心できる様になる。

例えば、適応障害を発症した時の上司。
会いたくない、話したくない、
こんな思いのままでいいのだろうかと
思い悩むことがありますが、
今は直接関わって
お仕事するわけではないので
気にしなくてもいいことなのだ。

直接関わるお仕事をする、ってなった時に
考えればいいことで、
今考えるべきことは他にあるので、
そっと脇に置いておく。

不安を感じるなーって
受け止めるだけで、
そうなんだーって思って落ち着く。
(全員がそう思うわけではないと思うのですが、私にはアクセプタンスは有効でした!)

その嫌だなーとか不安だなーって気持ちを
アクセプタンスして、
スペースを用意してあげてそこに置いておく。
距離をとると
私の中に嫌だなーって気持ちがあっても
これとともに一緒に過ごしてもいい
っていうふうに、
気持ちへの抵抗が少なくなります。

一生懸命に嫌な気持ちや不安を
外に出そう、なくそうと抗っていたけど
それがしんどかった。

だから、今目の前には
不安に思うことは存在してないから
って我に返って、
今まで手につかなかったことが
手につく様になってきました。

それは、私が幼い頃から
頭の中でぐるぐるしていた考え方で
かなり長い間、それに捉われながら
生活をしてきてるんだなーって
客観的にみえることもあります。

自分の人生をもっと楽しみたい!
そういう思いも強くなって。

そしたら、
自分のケアを自然とする様になって。

まだまだ思考に捉われて
物事に手につかないことも多いけど、
少しずつ楽になってきています。

あとは“価値”を考えてみること。
今、私にとってどんな価値観が大切なのか
ホームワークに取り組んでいます。

これは、むずかしくて
なかなか書けないけど、
書けなくてもいいから
価値について考える時間を
毎日5分だけでもとってみることに。

自分について考えることって
すごく自分を大切にしている気持ちになるから
いい時間の過ごし方だなーって
そんなことを思いながら。

ACTに感謝🌈

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