病院での診断と家庭環境 ~ADHDっ子 中学2年生 その7
やっと予約の日。
ドキドキしながら心療内科を訪れました。
何を伝えればいいんだろう…
私の状態を理解でしてくれるのかな…
心療内科に行くこと自体にも抵抗がので尚更ドキドキしていました。
待ち合いで呼ばれるのを待っている時、ちょっと周りを見回してました。
こうやって見ている分にはみんな普通に見える。
それでもみんな何かしら抱えているんだな…
と、いろんな人の背景を勝手に想像してみたり…
そんな中、私の名前が呼ばれました。
最初個室に通され、カウンセラーっぽい人からの問診、アンケートのような用紙に記入。
いろいろと質問されてそれに答えて。
1時間くらい話をしていたと思います。
結果「うつ状態」と診断
そうだろうなと思いつつも、診断された事で認めてしまう事に抵抗もあったり複雑な思いでした。
20代の頃にも一度うつと診断されて通院していた事があります。
その時は自分の体調不良がどこからきているのか全く分からず、産婦人科、耳鼻科、内科へ行き、診断されたような気がします。
心療内科へ行った記憶はなく、ずっと内科で薬を出してもらっていたと思います。
その時は半年休職して復帰出来ましたが当時の記憶がほとんどないんです。
思い出せるのは、カーテンも閉めた薄暗い部屋の中でよくわからない不安に襲われて泣いてる自分。それだけです。
当時、長女は年中さんくらい。一緒にいた記憶がない。
たぶん実家に預けていたのかなと。
そのくらい記憶が無くなってしまう病気。
また自分の記憶が抜けてしまうのも怖かった。
下の子達の可愛い時期の記憶を残しておきたい…
うつなんかに負けてられない!!
自分の中でのうつとの闘いが始まりました。
もちろん、子ども達には何も伝えず、普通に今まで通り接していました。
仕事も続けながら長女のイライラにも対応して…
家の状況は悪化する一方
長女がイライラしている時には極力話しかけない。
基本放置で最低限の問いかけだけしていました。
長女の顔色を伺う日々。
下の子達も「おねえちゃん怒ってるの?」って普通に聞いてくるから
「しーーーーーーっっっ!!今は言っちゃダメ!」
って小声で長女には聞こえないように伝えていました。
長女の機嫌一つで家の空気が変わる。
気を使って過ごす日々。
当時は2DKのアパートに住んでいました。
子ども部屋は3人一緒。
仕事が終わり、下の子達を連れて家に帰ると長女は子ども部屋のドアを閉めてしまう。
部屋に入れず泣く下の子達。
「うるさい!!!入ってくんな!!!」
と怒鳴る長女…
さすがにこれは困るので無理矢理にでも子ども部屋のドアを開けて下の子達を部屋に入れてあげる。
その間、下の子達に危害を加えないように見張る日々。
次女が小1、三女が年中さん。
まだまだ小さい子達だったのでけがのないように気を張っていました。
当時、週3は塾、週1はダンスに行っていた長女。
そんな夜の時間だけは平穏な我が家でした。
そんな家での状況も病院の担当医には話していました。
・夕方の薬の切れ際のイライラが酷い事(暴れる、暴言)
・塾の時間が夜なので薬が切れて授業に集中できない事
しかし、以前飲んでいたストラテラの副作用を考えて、ストラテラに変更するという判断はありませんでした。
受診していたのは小児神経科。
診察時間が4時半までなので長女は学校の後の通院は間に合わず、私が1人で薬をもらいに行っている状態でした。
そもそも長女自体が「発達障害」という事を受け入れられず、病院に行くのを避けていたのもあります。
担当医からは一緒に来るよう言われていましたが、長女は全力で拒否。
一緒に病院に行ける事はなかったです。
長女のイライラ対策として、先生からの提案
ダミーの薬を出してみようかと。
え?ダミー??
栄養剤の薬だけど、「イライラが収まる薬だよ!」って事にして飲ませてみる。
おぉ~!なるほどね~!!
結構純粋に信じ込む性格だから(そこはとっても素敵…笑)効くかも??
って事で先生の提案に乗ってみました。
小学生の頃の「牛乳」の件もあるので…(笑)
↓↓ 詳細はこちら ↓↓
そんなことがあったので、ダミーの薬も案外効くかも??
と思ったわけですが、出された薬には「アリナミン」って書いてある…汗
「おぉーーい!!!バレバレではないかーーーー( ;∀;)!!」
と思いつつ、「夕方のイライラが落ち着く薬」として長女に渡したところ、全く気にせず飲んでいました!(笑)
基本説明書とか読まない。読む気もない。
それが功を奏しました!!
飲み始めて2日後くらいに効き目を聞いてみたら
「んー。なんか効いてるかも。」
って!!(笑)
さすがうちの子!!!って心の中でニンマリしてしまいました。
アリナミン…イライラに効きます。(笑)
注:うちの長女に限り。もしくは、とっても素直な子に限り。(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます☆頂いたサポートは子ども達の笑顔のために大切に使わせて頂きます(*^^*)心からの感謝をあなたに…...♪*゚