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勉強、部活、友人関係、沢山の壁にぶつかる ~ADHDっ子 中学1年生 その2

薬に頼ると言っても、今さらなんて言って病院に連れて行こう…。

ただでさえこれまでずっと反抗期のような感じで育ってきたうえに、本格的な反抗期も重なり、毎日が怒鳴り合いの日々。

自分の要求が通らないと憎しみに満ちた目で睨まれる。

私も結構精神的に参ってました。

まだ力では勝てたので良かったですが…(笑)

中学生になってバスケ部に入っていた長女ですが、周りは小学校のミニバスからの経験者が多く、1年生ですらレベルが高い。

チームワークが大事な部活だけど周りの空気が読めないからみんなにはついていけず、顧問の先生にも怒られてばかりでした。

どんなに頑張ってもついていけない。

「先生からもお前はバカだからなって言われる!!!」と泣いている時もありました。

本人は一生懸命頑張っていても限界がある。

本格的に壁にぶつかる時期に入りました。

私の中では想定内。

長女自ら病院に行きたいと言ってきた
そんな中学1年生の3学期の中間テストが終わった頃、長女が

「ねぇ、ママ…前に薬を飲んでた頃、私はいい子だったの?」と。

お!!長女から言ってきた!!

「そうだね。いい子だったよ。ママも怒る事もほとんどなかったしね。」

と答えたら

「また病院に行こうかな…ママとケンカするのも嫌なんだよね…。」と。

「そうだね。また薬を飲んだら変わるかもね。ママもケンカばかりで疲れたよ。ママだってケンカしたくないよ…」

と言って二人でワンワン泣きました。

お互い、沢山溜めていたものが溢れました。

これで状況がすぐには変わるとは思えなかったけど、一つの光が見えたような気持になりました。


4年ぶりの通院

2月に入り、心理カウンセラーの予約を入れて久しぶりのテストをしました。

WISC3だったと思います。

勉強を覚えられないと言っていた長女ですが、年齢よりも上のもの、下のもの、バラバラの結果でしたが、心理の先生は記憶力のIQはいい方だと言っていました。なんでだろうな…と先生も不思議そう。

その後、小児神経科の先生の診察に。

これまでの経緯を伝え、自力で頑張るのには限界がある事、薬で楽になるのであれば薬を再開したい事を伝えました。

ただ、以前もらっていた薬は「気持ち悪い。頭が痛い。」と辛そうだった事を伝えると、コンサータという薬があるからそれを試してみましょうという事になりました。

コンサータは先生誰でも処方できる薬ではないようで、ちょっと特殊な薬でした。

朝一回だけ飲んで終わり。

特殊なカプセルに入った薬で、カプセルは溶けることはなく、小さい穴から少しずつ薬が出て一日持つとの事。

カプセルは溶けることがないから最終的に便と一緒に出てくるから驚かないようにとの説明を受けました。

そして、薬が効いている間は食欲が落ちる事がある事、飲む時間が遅くなると夜眠くなりにくくなるから、必ず毎朝ちゃんと飲むように伝えられました。

そんな特殊な薬は私自身も飲んだことがないし、こんなに気をつける事があるのかと私自身もちょっとドキドキでした。

でもこれで本人が少しでも授業に集中できて、会話もまとものに出来て楽になるのであればそれでいいと思っていました。

ところが…

まさか地獄のような日々になるとは思っていませんでした。

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