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コンサータを飲み始めて ~ADHDっ子 中学1年生 その3
コンサータを飲み始めた長女。
最初は少量からのスタートでしたが、学校の授業に集中できるようになったと言っていました。
良かった。それだけでも長女は楽になれた。
これから良くなっていくんだろうなと思っていました。
元々、学校には発達障害の事は言っていませんでした。
小学生の頃に診断はされたものの、病院にも通ってなかったし薬も飲んでいない。
特に学校から指摘される事もなかったので。
私自身も、長女にははっきりとした診断名も話してませんでした。
みんなよりちょっと苦手な事が多いだけだから。としか伝えてなかったんです。
だから、長女は学校ではみんなと同じように普通に過ごしたかっただろうし、特別扱いをされるのも嫌だろうし、「機会があれば話そう」と思って中学では様子を見ようと思っていました。
3学期の保護者会
担任の先生に学校での長女の様子を聞いてみました。
先生は「なんかね~、最近急に授業態度が良くなったんですよ!今までは聞いてるのか聞いてないのか、ボーっとしてる事が多かったんですけどね!興味のある授業は聞いてて、興味のない授業は聞いてない。そんな感じだったんですけど、最近になって急にちゃんと聞くようになりましたよ!」と嬉しそうに話してくれました。
なるほど…。コンサータが効いてる。
そこで、担任の先生に話しをしました。
小学生の頃にADHDと診断されていた事。
最近になって勉強についていく事が出来ずに悩んでいて薬を飲み始めたこと。
「なるほど!そういうことだったんですね!」
と先生は納得した様子でした。
学校の養護の先生に話してもいいかと聞かれ、話してもいいけど長女は今までと同じようにみんなと過ごしたいと思っているので変に特別扱いはしないで欲しいと伝えて理解してもらいました。
これで少しは安心して過ごせるかなと思っていた3学期末。
長女は部活を辞めたいと言い出しました。
顧問の先生からの「お前はバカだからな。」と変わらず言われていた事が心の傷となっていました。
関東大会にも出るくらいの部活でした。
顧問の先生は部活にも厳しいけど、勉強にも厳しい。
文武両立を目指す熱血教師。
先生からけなされ過ぎて自信を無くしていました。
先生的には煽って根性を叩き直そうと思っての言動だったんだと思います。
でもうちの子にはそれは難しい。
レベルの高い注文でした。
長女の話しを聞いてると明らかに見下している感じ。
このままでは長女がダメになる。
そう思って顧問の先生に電話をしました。
長女がADHDである事を伝え
「部活が厳しいのはいい事だと思います。私も運動部に入っていたので理解はできます。みんな上を目指しているから部活が厳しいものだというのも理解できます。でも、言葉を選べませんか?確かにうちの子は覚えが悪いかもしれない。周りの子の練習の足を引っ張ってるかもしれない。だからと言ってバカという言葉を使って欲しくないんです。」
と伝えました。
顧問の先生は謝っていました。
きっと担任の先生も最低限の先生にしか伝えてなかったんだと思います。
私も顧問の先生にはADHDであることを伝えてはいなかったので責めるつもりはなかったので穏便に電話を切りました。
それを長女に伝えると、顧問の先生から話がしたいからと呼ばれたそうですが、会いたくないから行かなかったと言っていました。
もう顔も見たくない。部活を辞めたい。またダンスを習いたい。という長女。
中学に入り、部活の休みは週一。
両立は難しいという事で小1から続けていたダンスはお休みしていたのでした。
顧問の先生も理解してくれたことだし、出来る事なら一つの事を続ける努力を経験させたい。
簡単に答えの出ない私がいました。
最後まで読んでいただきありがとうございます☆頂いたサポートは子ども達の笑顔のために大切に使わせて頂きます(*^^*)心からの感謝をあなたに…...♪*゚