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発達障害の検査を受けて ~ADHDっ子 小学校4年生 その3

一通り先生との話が終わった後、長女が呼ばれました。

「何するの?」と不安そうにしていまいしたが、「先生がお話ししたいんだって!なんかゲームみたいなのするみたいだよ!」と長女を部屋に連れて行きました。

その時私は廊下で待機。

長女と先生が何を話していたのかはわかりませんが、1時間ほど面談していました。

その後、長女が廊下に出てきて私が呼ばれました。

この時も私一人呼ばれて長女は廊下で待機。

先生から聞いたお話は

チューリップの絵を見せてこれは何?と聞いたそうです。

長女は

「可愛くて~、キラキラしてて~、見てると幸せになるお花!!」

と嬉しそうに答えたそうです。(笑)

答えるとしたらこれは「チューリップですよね。」と先生。

ですよね…(笑)

一つの物の説明をする時にとてもまわりくどい説明の仕方をしてしまう。

これが長女の一つの特徴だと言っていました。

確かに…

あとは1~10までの話を6、7くらいから話し始めるところ。

自分の頭の中にイメージしている事を相手もわかっているかのように話すので周りはなんのことを話しているのかわからない。

だけど、自分はわかっているのになぜ相手が理解できないのかわからずイライラしてしまう。

あとは積木をやらせてみたそうですが、積木を何度も床に落としてしまう事があり、一つの事に対して集中するのが苦手な部分があるとの事でした。

あとは耳からの情報は苦手そうだね。と。

何かを説明する時は絵を描いてあげると理解しやすいと言われたので、確かに小さい頃はやっていたけど最近はそこまでちゃんと説明していなかった事に気づき、またやっていこうと思いました。

それ以外はそれほど細かい説明はなく、テストの結果は2週間後に出るとの事でした。


その時、薬の話をされました。

「薬を飲めば苦手な部分が改善される可能性があるけどどうします?」

と。

今まで話が通じないイライラ、何度も同じことで叱っても伝わらないイライラもありました。

薬を飲んでお互いにとっていい状況になるならと、試しに薬を処方してもらう事にしました。

当時は薬の知識もなく薬の名前を覚えようとも思っていなかったので、ただ出された薬を飲ませた感じでしたが、今思い出せば「ストラテラ」を処方されてたんだと思います。

薬を飲み始めた長女はとても落ち着き、会話も成り立つ。

普通に「いい子」になりました。

親子のケンカもほとんどなくなり、一緒に笑う事も出来るようになっていました。

ただ、副作用による「気持ち悪い…。頭が痛い…。」と毎日訴えていて、元気もなくなりました。

親子のケンカは減って、私はとても楽になりました。

私のストレスはかなり軽減されたんです。

でも、本来の元気でキャッキャしている長女もいなくなってしまって、薬でこんなにも人は変わるんだ…と怖くもなってしまいました。

これがホントにいい選択だったのか…

薬で抑えていい子の長女。

やりたい放題、自由奔放の本来の長女。

私が楽になるための服用で、子どもにとってホントに必要なものなのか。

私の中でとても迷いが出てきていました。

その後、また受診した時に、薬の量を倍にしますと言われました。

ただでさえこれだけ効き目が出ていて、更に増やす事にとても抵抗がありましたが、それが先生の判断だからと受け入れて長女に薬を飲ませました。

やっぱり辛そう。

その辛そうな姿を見るくらいなら多少大変でも私が強い気持ちで対応していけばどうにかなるんじゃないかと思って、服用をやめてしまいました。

正直、当時は薬の知識もなく副作用の辛さを見ているのが辛くてこのような判断をしてしまっていましたが、飲み続ける事で副作用も落ち着く薬です。

今思えばあのままちゃんと飲ませていた方が娘にとっても良かったのかもしれないと思うのです。

目先の判断だけで先の事なんて何もわかっていなかった私がいました。

最後まで読んでいただきありがとうございます☆頂いたサポートは子ども達の笑顔のために大切に使わせて頂きます(*^^*)心からの感謝をあなたに…...♪*゚