他の子との差が出始めた頃　～ADHDっ子 ６歳まで　その１

早い子は４歳くらいになるとひらがなに興味を持ちますよね。
うちの子は全く興味を満ちませんでした。

お友達からお手紙をもらうようになって、私はビックリしました！

「周りの子はもうこんなに上手に字が書けるの？？」と。

５歳くらいになると、何人もの女の子からお手紙をもらってくるようになるんですよ。

ところが娘はそれに対して焦るわけでもなく、お絵かきだけのお手紙を返していました。

みんなひらがなが書けるのに自分は書けないという焦りは全くなし。

本人に興味がないのだから私も様子を見ていました。

いつになったら興味が湧くのだろうと。

音の出るひらがな学習のおもちゃを買って、一緒に遊んでみましたがすぐに飽きてしまってダメでした。

その後もいくつか音の出るおもちゃや、壁に貼るひらがな表など…

どうしたら興味が湧くのかな？

と、子どものスイッチ探しをいろいろ試してました。

ほんと、じっとしてるのが苦手で、細かい作業も苦手。
何かに集中するというよりあれもこれもやりたい放題。

好きな事と言えばオシャレをすること。

私が当時美容師だった事もあり、毎朝服選びやアクセサリー選びをしている姿を見て育ったうちの子は、暇さえあれば私の服を引っ張り出してきていろいろ重ね着をして首にはストールを巻いてサングラスをかけて、玄関で私のパンプスを履いて遊んでる子でした。

センスもそこそこ良し…（笑）

「その組み合わせいいねぇ！！」なんて、私が子どもから重ね着のアイデアを得る事もありました。

基本、目の前の現実世界を生きるというより、自分の中の世界で生きている子でした。

頭の中はお姫様でしたね