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コンサータのメリット、デメリット ~ADHDっ子 中学2年生 その2

ダンスを再開した長女

「ダンスめっちゃ楽しい!!」とイキイキしていました。

うん。この子はやっぱりダンスが好きなんだ…。

と私も嬉しくなりました。

コンサータを飲み始めて、体重が落ちていく長女。

本人は痩せていく事に喜んでいましたが、例えば休日に起きるのが遅くなった時、お昼ごろ飲むと夜なかなか寝れなくて辛そうにしていました。

休日何も予定のない休みは飲まない。友達と遊ぶ約束をしている時は飲む。

というように本人なりに調節するようになっていました。

人と会う時はちゃんと飲む。

薬の効き目は本人も感じているようでした。

端から見ている私としても「今日は飲んだ。今日は飲んでない。」

というのがはっきりわかるくらいテンションも違いました。

薬を飲まない休日、下の子達にちょっかい出して泣かせていたり、危なっかしい事が多々。

出来れば休日も飲んで…と思うのですが、薬を飲んでいないと驚くほどの食欲も出ます。食べ物のの事で下の子達を泣かせるくらいの執着もありましたが、普段が食べな過ぎていたので、休日くらいはしっかり食べてもらわなきゃと思い、こちらもいろいろ我慢。

コンサータを飲んで良い部分と悪い部分が両極端で、家族は結構振り回されていました。

最大の問題点はコンサータの効き目が切れた夕方から夜にかかて。


昼間抑えれれていた感情の表れ

最初は外で暴れるよりはマシだと私もなんとか耐えていましたしたが、体重に合わせて規定量の服用になってきた頃には全てのイライラが私に向かってくる。

学校から帰って来た時間帯が一番イライラのマックス。

鬼の形相とはこの事。

ホントに憎しみに満ちた目で私を見てくる。

何かと気に入らない事があればひたすらねちねちと文句を言ってくる。

私が根負けするまでずっと。

ここで負けたら終わりだ!と思って必死に平然を装っていましたが、正直私の精神状態はギリギリでした。

我が家は母子家庭なので長女の要求を全て受け入れる事はできません。

私なりにダンスをやらせたり塾にも通わせたり、精一杯長女の願いを叶えていました。

下の子達には何も習い事はやらせてあげられない状態。

それでも自分が欲しいものが手に入らない事にイライラ。

一人っ子時代が7年あったので、妹たちが出来たことで我慢することが増えてそれに対してもいライラ。

「ポンポン産みやがってふざけんじゃねーよ!なんでこっちが我慢しなきゃいけねぇんだよ。」

とキレられる事も多々…。

それを言われて私はどうすればいいの?

と、解決の出来ない事で攻めてくる。

私が何か言えば

「だったらこんな人間に産むんじゃねーよ!お前の責任だろ。どうにかしろよ。こんな人間に産みやがって」

と攻められる日々。


自分自身の後悔と長女の追い打ち

正直、私自身、自分の人生の中で離婚してシングルになるとも思っていなかったし、1人で3人の子ども達を育てる事の責任感に押しつぶされそうになることもありました。

今までの人生を振り返って沢山の後悔もあるし、あの頃からやり直せたら…と思う事も沢山ありました。

でもやるしかない。

この子達を自分の力で育てるしかない。

「男の人はいいよね。いくらでも自分の人生をリセットできる。いくらでもやり直せる。背背負うのは全部女!!」

って元旦那を恨んでいる自分もいました。

でも自分で選んだ人生。

やるしかないんだ。

そうやって踏ん張っている時の長女の追い打ちはホントにきつかった…

どうにか、自分が壊れないように。

自分が壊れたらこの家は終わる。

必死に必死に自分の精神状態を保つのがやっとでした。

*副作用の症状は個人差があります。

最後まで読んでいただきありがとうございます☆頂いたサポートは子ども達の笑顔のために大切に使わせて頂きます(*^^*)心からの感謝をあなたに…...♪*゚