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ちょっとくらい苦手な事があってもいい ~ADHDっ子 小学校4年生 その4

薬を飲むのをやめた長女は、元の元気で落ち着きのない子に戻りました…(笑)

今まで通り、親子のケンカも復活!

これで良かったのか悩みましたが、成績は良くはなかったものの学校の勉強にすごく困ってる事もないし、友達とのトラブルもなかったので様子を見る事にしました。

薬で抑えらるより、子どもの本来の姿を大事にしたいと思いました。

ADHDだと診断された事も担任の先生にも伝えましたが、特に学校側での支援を必要とするほどでもないとの事で様子を見る事に。

当時は支援学級や通級はそれほど学校側も力を入れていなくて、市内に1校か2校あるくらいだったと思います。

うちの子の学校には支援学級はなかったので、うちの子くらいのレベルであれば基本的に担任の先生が対応していくという方針でした。

うちの子の特徴としては、ホントに外ではいい子なんです。

友達とも仲良くできるし、おちゃらけたキャラだったので、友達と日々爆笑しながら全力で遊んでいました。

気になったのは言葉の知識量。

友達との会話の中で長女がわからないフレーズも多々ありました。

みんなそんな言葉を知ってるの?と驚く事も沢山ありました。

当時はまだ「天然キャラ」としてみんなから面白がられていたので、本人も悩む様子はなかったです。

子ども達のやり取りを見ていて、この年齢ではまだどうにかやり過ごせても、中学生になってみんながもっと大人になって会話も難しくなってきた時に明確な差が出てきて、ぶつかる壁はあるんだろうな…と思っていました。

長女なりに言葉を覚えようという意識はあったようで「この言葉の意味って何?」と聞かれることは日々ありました。

もう4年生になったし、元々本を読むのが苦手な子だったので少しでも文字に馴染んでもらおうと「国語辞書で調べてごらん!」と言うようにしていました。

説明したところでいつも聞いてないし、自分で調べる力もつけて欲しかったので。

辞書を引くのも苦手な子。

細かい作業がとても苦手。

すぐにイライラ爆発する。

でも、それも少しづつでも訓練して克服していかないといけないと思っていたのでただ簡単に私が教えるのではなく、自分で頑張って調べる事を教えていました。

とてもイライラしながらやっとのことでその文字を見つけて意味を読む。

だけど、その意味の所に書いてある言葉もわからない。(イライラ…)

だからそれも調べる…(イライラ…!!)

「もー!!!!!書いている意味がわからない!!!!」

「調べても調べても書いてある意味がわからないんだよ~!!!」

ブチ切れておりました。

そうか…なるほど…。

イライラしながら必死に調べてもこうなるんだ…と私も途方にくれました。

教えられる事はできる範囲で教えていましたが、それも限界がある…。

まぁ、時間をかけて教えていくしかないんだろうな。

と思っていました。

別に娘に対して完璧を求めていなかったのもあります。

勉強の事よりも自分本位な考え方、捉え方をする傾向がとても強かったので、社会に出た時の人と共存していくために必要な事。

その考え方や捉え方を教える事を重要視していました。

ちょっとくらい苦手な事があってもいいじゃん。

人に愛される人になって欲しいと思っていました。

最後まで読んでいただきありがとうございます☆頂いたサポートは子ども達の笑顔のために大切に使わせて頂きます(*^^*)心からの感謝をあなたに…...♪*゚