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発達障害と本気で向き合う ~ADHDっ子 中学1年生 その1
色々と現実的になって来たのが中学生になってからでした。
中学生になると、高校に行くための現実的な日々になってきます。
今までどうにかなっていた学力面も現実的に直面するようになってきました。
中間テスト、期末テストの点数がホントに酷い…。
10点台、20点台は当たり前。
40点取れたらまだいい方。
1年生の時点でこの点数だとこの先どうなるんだろうと私も不安になりました。
これから高校受験に向けて頑張らないといけない3年間。
ホントに気が気じゃない生活のスタートでした。
本人は頑張ろうという意思はあるようでしたが、気が散って集中できない。覚えられない。
小学校から通っていた公文ではテスト対策はしてくれないからできないんだと言い出しました。
みんな塾に行っているから塾に通いたいと。
塾に行ってないから勉強ができないんだ!!
とキレていました。
正直、公文だとその日の課題が終わらないと帰れない。
強制的にやらないと終わらないからこそ長女のような子にとって意味があると思っていたので、塾に行って変わるとは思えませんでした。
塾は聞いてても聞いてなくても時間で帰れてしまう。
私自身が高校入学前に塾に通っていたけど身になったかどうか…。
私は塾が面白いと思えず全然やってなかったので、そうなるんじゃないかと想像していました。
でも、全てを公文のせいにする長女。
泣いて暴れて塾に行かせない私のせいにする。
この頃は反抗期に入ったのもあり、今までの自分本位の訴えが酷くもなっていたころでした。
やりたい事、欲しいもの、お願いして思い通りにならないとキレまくる。
思い通りになるまで私を攻めまくる日々。
私はここで一度折れたら終わりだと思ってどんなに責められても曲げない姿勢、動揺せず一定の姿勢を保つのがやっとでした。
きっと、学校での周りとの差が現実的になってきて、本人もうまくいかない葛藤も出てきたのだと思います。
確かに公文ではテスト対策はやってくれない。
でも塾に通って意味があるとも思えない。
答えが出ないまま1学期が終わりました。
通知表は美術は4、他は2がほとんどで、3が3つくらい(体育、英語、家庭科)だったと思います。
なかなか厳しい結果。
塾に行ってないせいだと相変わらずキレてる長女。
あまりにも言うので私も応戦。
塾に行かせてあげようではないか!
「じゃあ、塾に行ったら成績が上がるんだね??自分で言ったよね???わかった!!塾に行かせてあげるから成績上げなさいよ!!!それだけデカい事言うなら結果を出しなさいよ!!!!」
と私もブチ切れて言いました。
私が中学の頃に通っていた塾が近所だったので、まずは見学という形で行きました。
塾長も昔と変わらず、それぞれの教科の担当の先生も当時のままでとても懐かしい思い出がよみがえりました。
昔は集団での授業しかありませんでしたが、個別がメインの体制に変わっていて、生徒2人に対して先生が1人つくとの事。
それなら多少は意味があるのかなと入塾することにしました。
金額も安くはないので、とりあえず一番苦手な数学と国語の2教科を受講することに。
結果…塾に行ってもやらないものはやらない。
塾の先生も頭を抱えるくらいやりませんでした。
当たり前のように成績は上がりませんでした。
私としてはやっぱりね…。
という感じで驚きもありませんでした。
塾に行ったら変わる!!!と言い切った長女に対して、その環境を与えた。
あとは本人の問題だと思っていたし、あれだけデカい態度で言ったんだからあとは自分で責任を取りなさいよ。という姿勢でいました。
そんな2学期の終わりごろ、長女は「勉強がわからない。やり方もわからない。覚えても次の日には忘れちゃう…」
と訴えてきました。
この頃には友達との関係も難しくなってきたようで、「みんなの会話についていけない。いつもみんなから頭が悪いって言われる!笑って聞いてるけど、私は頭が悪いんだよ!!!もうヤダ!!!」
と自分を責めるようにもなってきていました。
やっぱりこうなる時が来たか…
集中力をつけるため、落ち着いてみんなと過ごせるため。
本格的に薬に頼る時期が来たのかなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます☆頂いたサポートは子ども達の笑顔のために大切に使わせて頂きます(*^^*)心からの感謝をあなたに…...♪*゚