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私の周りに言葉が存在してくれるなら。(短文エッセイ)

言葉が好きだ。

なるべく多くの言葉にまみれていたいのだ。

それはライターなど、お仕事のことだけを言っているのではない。

休日に、溜まった積ん読本を1番上から取り出してめくってみたり、

誰にも言えないドロドロとした思いや悩みを真っ白な紙に書きなぐってみたりするのだ。

ときにはじっくり、自分と対話するのもいい。

それから子どもたちにゆっくり話しかけてみると、もっといい。

複数の人と話すのはちょっぴり苦手だけれど(私が何か話そうとすると、その2秒くらいの間にすぐに他の人が話してしまう。その繰り返しで、いつも私はなかなかスッと言葉にできない)、聞く側に回るのも好きだから別にいいのだ。

(他の人が話す言葉には、時おり自分の言葉にはないキラキラとした宝石が隠れている)

あとは昔学んでいた言語なんかも、気まぐれにちらっと復習してみたりして。

そしてこうやって、なんてことない文章を密かに綴ってみたりする。

それで、いい。

いつだって私の周りにあらゆる言葉が存在してくれるなら、それがいい。

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