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異修羅2部まで読んだのでプレゼンっぽいものを

☆「こんにちは!僕は本読みくん!本を読むのが大好きなんだ!今日もインターネットの力で楽しそうなネット小説を見つけてみよう!」

★「それならここにとっても面白い小説がありますよ……」


☆「あっ貴方はいったい……?」

★「私の名は『愛読のイシュラマン』……これから貴方達に異修羅の素晴らしさを説くものです……」


さあ!異修羅の世界にレッツゴー!

◇はじめに◇

筆者は2部までしか読んでないので知識がそこで止まっています。また読んだ部分であっても寝ぼけながら読んだ箇所もあるのでうろ覚えだったり間違いもあるかもしれません。ご了承ください。

異修羅とは!?

異修羅は『珪素氏』が執筆なされている小説作品です。カクヨムなろうで読むことができます。2019年9月17日にKADOKAWA社によって物理書籍化もされます!

どんな話なの?

キャッチコピーは「全員が最強。全員が英雄。一人だけが、勇者。"本物"を決める激闘が今、幕を開ける––––。」

簡単に言えば我々住むこの世界とは違う世界、エルフやドワーフ、ワイバーンにドラゴンなどがいる、いわゆる異世界が舞台。もちろん魔王もいる。いや、いた......。

だがある時魔王は何者かに倒された!よかったね!
いや違う!だれが倒した!?誰も知らない!?

......なら最強を決めるトーナメントを開き、勝者を勇者にしてしまおう......!

かくして、地平全土から集った最強の勇者候補達の戦いが始まったのだ......!

そしてこの候補者たちはどいつもこいつも一癖どころか百癖ありそうな修羅どもばかり!いったいどんな戦いが繰り広げられ、誰が勝ち進む!?先が読めない濃厚ストーリー!君の推し修羅は誰だ!?

筆者は『あの』《ファイナルファンタジーS》のアカウント管理人では?この小説も胡乱でトンチキなんじゃないの?

それを言われるとなんともいえないが、ごあんしんください!異修羅は文体も世界観もストーリーも真面目でシリアスだ!

どうせ主人公がチート能力で勝ちまくってハーレム築くんでしょ?(注:筆者はそういった作品を批判する意図はありません)

ごあんしんください!異修羅に主人公ポジションのキャラはいません!しいていうなら十五の修羅達皆が主人公!全員がチート!誰が勝つか負けるかわからない!

登場する修羅は種族もクラス(ジョブみたいなもん)も多種多様で種族は人間だけでなくワイバーンやエルフ、ヴァンパイア、ドラゴン、ドワーフ、巨人、ゴーレム、異世界移住者など様々でクラスも剣豪、武闘家、弓手、詞術師、暗殺者、斥候、魔剣士、政治家など皆が皆各々の最強たち!

それは一瞬で対象の致命的急所を見極めたり、ただの一語であらゆる事象を引き起こしたり、ただ一人の例外を除き認識不可の死の刃であったり、音速を超える槍使いなどなど。

まさに全員チート!いったいどうやって倒すんだよ!的なヤツらばかり!そう!試合は予想外の結果ばかり!

そして戦いは試合の中だけではない。修羅にはそれぞれ黄都二十九官と呼ばれる擁立者(修羅の身元保証人みたいなもん)がいて、トーナメント開催者であるそいつらもいっぱい暗躍。バレなきゃ不正ではないのだよ!

皆主人公みたいなものだと一人一人の影が薄くなりがちでは?

異修羅は試合が始まる前にキャラ紹介を兼ねたそれぞれのソロストーリーが展開されている、そいつはどんなやつなのかどんな能力者なのか、どういった経緯で参加するのかが描かれ修羅の特徴をバッチリ掴んでから試合に入れるんだ!

......そして異修羅といえば《異修羅構文》と呼ばれる端的に修羅を表す文章が各修羅に与えられている。以下はその一部を紹介。

柳の剣のソウジロウ

それは単独の真剣のみで、現行主力戦車を撃破することができる。
それは遍く伝説をただの事実へ堕する、頂点の剣技を振るう。
それは全生命の致死の急所を理解する、殺戮の本能を持つ。
世界現実に留め置くことすらできぬ、最後の剣豪である。

世界詞のキア

それは全ての防御と過程を無視して、あらゆる存在を捻じ曲げることができる。
それは天候や地形までもを一語の下に支配する、果てのない出力を擁する。
それは万物の予測の外にある、解析不能の特異点である。
現時点において限界すら計測されていない、全能の魔才である。

地平咆、メレ

それは埒外の巨体で地平線の果てまでを見通す、極限の視力を持つ。
それはただの一射で激流の流れすら変える、神域の精度を持つ。
それは地形ごとを壊滅させる、防御も回避も不能の破壊力を持つ。
地上存在の認識届かぬ地点より放たれる、星の一矢である。

冬のルクノカ

それは地平の最強種の中にあって数百年、真の最強の名を許されている。
それは地形と気候を変えた、全生命を瞬間に屠る鏖殺の息(ブレス)を持つ。
それは史上にただ一例しか確認されていない、氷の詞術(しじゅつ)の使い手である。
戦いすらをも許されぬ、それは一つの荒涼の光景である。

......といったように厨二心を見事にわしづかみしてくるのである。

いかがであっただろうか?筆者もいまだニュービー読者自称者(異修羅ファンのこと、ニンジャスレイヤーにおけるヘッズやFFSのエクス者のようなもん)なので全てを把握しているわけではないがヒジョーに面白くオススメなので書き上げた形である。拙い文章であったがこれを読んで読者自称者が増えることを願うばかりだ。

※ちなみに筆者の推し修羅は〈星馳せアルス〉〈黒曜、リナリス〉〈地平咆、メレ〉です。

☆「ウワー!どの修羅も個性的で濃厚なヤツばかり!コイツらがどんな試合をするのか今からワクワクすっぞ!」

★「こうしてこの世界にまた一人、読者自称者は増えました......。そこの貴方も是非......。あるいは本屋さんで物理書籍を予約するのも良いかもしれません......。」


それはあらゆる甘言を用いて異修羅を推薦する。
それは異修羅の面白さを無差別に突きつけてくる。
それは常に異修羅を広報し異修羅を世界に知らしめる使命を持つ。
読者自称者が増える事にのみ喜びを見出す一人の読者自称者である。

異修羅推薦者。読者自称者。

愛読のイシュラマン。


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