感染のプロが考える!マスクって必要?
マスクなんてしたくない!
と、思っている人とそうでない人がいると思います。
巷で話題のマスク外す外さない議論。
政府としてはマスクを外していく方向みたいですが、本当にそれでいいのか?!
結局自分はどうしたらいいの?!
よく聞く考えとは少し違う切り口で僕なりに考えてみました。
考えるべきこと①「自分のリスク許容度」
まずは自分がどれくらいコロナにかかりたくないかです。
弱毒化してきているとはいえかかるとそれなりにしんどいです。
高齢者や基礎疾患のある方は重症化したり、死につながることもあります。
後遺症も残る可能性があります。
このあたりを考慮し、「自分がどれくらいかかりたくないか」を考えましょう。
自分が嫌ならつける、そうでないならはずす、というのは当たり前なように聞こえますが、今後は大切な価値観となるでしょう。
考えるべきこと②「自分の周りのリスク許容度」
自分の周りに高齢者や基礎疾患のある方など、リスクの高い方はいませんか?
コロナは感染力がそれなりに高い疾患です。
自分はかかってもいいやーで持ち込んだウイルスで身近な人を感染させてしまってはいけません。
また、医療者やその家族もリスク許容度は低いと言えるでしょう。
患者にうつすことは患者を守るためにも、そして職場を守るためにも避けるべきです。
そういった方が身近にいる人は自分の価値観にかかわらず、できるだけ常日頃からマスクをすることを選ぶべきでしょう。
考えるべきこと③「今いる場所にいる人のリスク許容度」
また、リスク許容度が低いであろう人が多いところに行くときもやはりマスクをつけるほうが良いでしょう。
例えば、病院、福祉施設、学校、役場などです。
繰り返しになりますが、自分はいいやーの人も周りへの配慮は当然必要です。
ちなみにマスクは自分を守る機能はそこまで高くなく、拡散を防止するというのがメインの機能です。
基本的には周りのためにつけているという意識が必要ですね。
まとめ
結論としては「自分のことは基本好きにすればいいけど周りを守る必要はあるよね」ってことです。
もちろん自分がかからないことが周りを守ることにも繋がるので、結局は付けていた方がいい、というのはありますが。
個人的には屋内の人が多いところはなんたらかんたら…よりはわかりやすいのではないかと思っていますがどうでしょうか。
ぜひ皆さんも「外す!」「つける!」ではなくて、自分の考えでつけたり外したりできるような価値観を持っていていただけると嬉しいです。
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