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デザイン学専攻の大学院に外部進学した私の思ってたんと違かったこと

お久しぶりです&初めまして🌞

京都の大学院で感性工学にまつわる研究をしながらプロダクトデザイナーインターンをしているohaです🦭

最近は修士論文に忙殺されていまして、
「note書く時間があるなら研究して????」
な感じだったのですが、1晩分の時間が空いたので、ReDesigner for Student さんのAdvent Calenderに参加させていただくことにしました🎅

私がいかに就活したかについてはもう書いてしまったので、今回は
「就職じゃなくて大学院への進学考えてるよ〜」という方向けに、noteを書きました。

※私の就活記録はこちら↓

大学院がどんなものか知っている方は「そりゃそう」という内容になっていると思います。温かい目で読んでください🙇‍♀️

こんな風に勢いで生きても大丈夫だよという思いが伝われば嬉しいです💭


大学院への進学を決めるまで

私は現在修士2年なのですが、学部時代は就活はちょこっとしかしていませんでした←
「デザイナーになりたいなあ」と思ってエントリーしたものの、書類落ち(作品もなかったのでそりゃそう)。

結局週5でインターンをしてあくせく働いている間に時は過ぎてしまい、考え直した時に、
「京都に住みたい」「研究もうちょっとやりたい」
と気付き、学部4年生の12月くらいに大学院への進学を決めました。

京都で興味のある研究をしている大学院の学部が「デザイン学専攻」の名前を冠していたので、デザインのこと学べたら嬉しいなって思ったんですよね〜。


思ってたんと違かったこと

では早速本題に入ります。ほぼ後戻りできない状態で勢いで決めたので、思ってたんと違うこともありました。

1 / デザインスキルのことは学べない

当たり前なんですけど、大学院は研究する場であって、知識をつける場ではないんですよね。学部の授業に潜ることもしましたが(単位も認定される仕組み)、実習の授業には流石に潜れなかったので、デザインをゴリゴリ学ぶ場ではありませんでした。

ゆえに、名前的には「デザイン学専攻」なのに、デザインのことは独学というちぐはぐな状態になります。

面接でも、「大学ではどんなこと勉強しているの?」という質問から
「感性工学の分野でテキストマイニングでですね…」
と答えると、
「??デザインのことは勉強していないの?」
になるまでがセットでした。
(でも好きなことを勉強できているのは尊い!!!!!)

※私の専門分野はこちら

もしデザインの実践を中心にやりたい!徹底的にスキルをつけたい!という方は専門学校が良いかもしれません。


2 / デザインの教養は学べない

大学院にもよると思うのですが、私の大学院の授業では、「学部での基礎知識をもとに他の専攻の方とのコラボレーションをして課題解決する」といった実践型の授業が多いですし、力を入れているポイントでもあります。

そういった実践型の授業から考え方は学べるかもしれませんが、歴史などの基礎知識は教えてくれません。(というか大学院は教えてもらう場所ではない、が正しいのかも〜)

私は、授業でバウハウスのことが出てきても「ナニソレ」って思いながら聞いていて、デザインの歴史の本を読んでようやく理解しました。

デザインのこと学ぶぞ〜と思って大学院に行っても、自分で学部分を補う必要があるんですね〜〜。


※番外編 / すぐ就活

大学院の修士課程は2年間なので、就活で考えると、修士1年は学部3年生と同じ時間軸になります。進路決まってハッピー!入学!なのも束の間、5月にはサマーインターンの準備が。

修士1年は就活で、修士2年は研究で時間が溶けていきました…🍨


逆に、思ったとおりだったこと

ここまででいかに私が楽観的に進路を決めたのかがお分かりいただけたと思うのですが、逆に大学院に進学して思った通りだったな〜と思うことを紹介していきます。

1 / やりたいことの相談に乗ってくれる相手がいる

私はもともと学部時代の自分の研究を深めたいな〜と思っていたので、先生がやりたいことの相談に乗ってくれて、形になっていくのが本当に楽しいです。

学部時代は卒論と言えたもんじゃない文章を書いていたので、自分の研究スキルが向上しているのをより実感できています。

こちらのnoteを読むと研究することで底上げできるスキルもあるんだなと勇気をもえるのでおすすめです。


2 / 好きなことを探求的に学び、そこに時間を使える

そもそも探求的な学びが好きなのに加えて、自分の興味を自分のためだけに研究することができるのはだいぶ贅沢だなと思います。

私は学部の頃に割とだらだら過ごしてしまっていたので、2年伸ばす選択をしたからこそ、その尊さとありがたさを感じていて。

やりきったから前を向ける、というのを身をもって実感しました。


最後に

大学院に進学したことを、就職からの「逃げ」だと思われていたことがあります。
就活のシステムは厳しくて、時間軸に乗っていない人は、行き遅れてしまう情報戦。院生になってからがっつり就活をして、よりその事実を感じています。

学部生の時、私も、「私は行き遅れたんだな」と思いました。

「学部3年生の春から、もっと将来のことを考えていれば。」と考えたこともありました。
でも、そういうハードシングスのあの時こそ、自分と向き合う機会だったんだなあと、今なら思います。

自分がいる場所からどんな一歩を踏み出せるのか。踏み出したいのか。

The best way to predict your future is to desgn it.

大学院のことを調べているときに出会ったこの言葉は、今でも大切にしている言葉の一つです。

未来を予想する最も良い方法は、それをデザインすることである。

あなたがどんな未来を描きたいのか、まずは、それをデザインすることが、デザイナーへの第1歩になると思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました〜!


修論が落ち着いた頃に、またベビーなデザイナーが成長する過程に実行したことを記録していくnoteを再開したいと思っていますので、お楽しみに〜〜〜👏

🕊DM解放しています
@hareka0x0

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