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読書ノートを続けるコツ

特別なことは何もないけど、自分が読書ノートを作る時/続けるために、最初に知りたかったことを書いてます。読書ノートを続ける私なりのコツを簡単に言うと…

 ・カッコつけない
 ・人と比べない
 ・完璧を目指さない

この3つです。以下に詳細を書いているので、興味がある人は読んでくださると嬉しいです。私のやり方なので、これが正しいというわけではないことを前提に、読書ノートを作る「参考」程度に読み進めて下さいね。ちょっと長いです。


2019年10月から読書ノートを始めて、先日読書ノート2冊目を終えました。自己流で作ったため、今も試行錯誤をしながら改善中。



1.読書ノートを作る前にすること

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■目的を決める

 何のために読書ノートを書くのか? 

まずは、その目的を決めます。ここがブレると続きません。手帳でも使いみちがハッキリしていないのに、可愛いからの理由だけで買って無駄にしたものがたくさんあります。

私は「自分のために書く」を目的にしました。

年間100冊の小説を読んでいても、ほとんどの内容を覚えていないのが勿体なかったのです。本には自分が知らない言葉や正しい知識が溢れているのに、それを留めておかないのはお金と時間も無駄にしている気分だったから。

誰かに見せる感想よりも、自分が「ここは学びだな、これは知らなかったな〜」を大事にする意味で、自分のために書いています。続けるためにも、読書ノートをつくる目的をしっかり決めました。それぞれの人に合う目的なら何でも良いとは思うのですが、

 「誰かよりも優越感に浸りたい」
 「とりあえずやっとけば続くでしょ」

以外の考えにするのをオススメします。これらは他人に認めてもらえないと続ける意味が分からなくなるから、三日坊主になります(経験談)。


2.いざ、書くとき

■レイアウト
決めた目的によって、ノートに書く内容は変わります。私はこんな感じです。

 1.本の基本情報
(作者、読んだ日、★評価、ジャンル、簡単なあらすじ)
 2.印象に残ったところ、心に響いた言葉
 3.初めて知ったこと
 4.感想

2〜4の順番は(気分で)入れ替わることもあります。詳しい読書ノートの作り方は、以下のnoteに書いてます。


■感想は「素直」に書く

書評家や小説のあとがきにあるような文章を目指す必要はないです。最初はオシャレな言葉とか小説のカッコいい表現を使ってました。

でも、大事なのは自分の「素直」な気持ち。

どこかに提出するものじゃないし、自分のためだけに書いてるから今の気持ちを素直に書きます。上手、下手は考えない。人とも比べない。自分のどんな想いも否定しない。身長が違うのと同じで、みんなと100%同じ意見じゃなくてもいいと認めるのが、素直な感想が書けるコツ。

■感想は箇条書き

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人は覚えてることしか覚えてないのです。箇条書きした部分をあとで見て、本の内容を思い出す感じにします。箇条書きなので、書くのも読み返すのも楽。記憶に残っていることからどんどん書いていきます。

■「そりゃないやろ!違うやろ!」も感想にする
ちょっとした個人的な工夫。本を読んでると、「そうは思わない」と感じる部分があります。それを無視せずに、なんでこう感じるのか?何が違和感なのか?と深堀りします。

自分の考えてることって意外にわかっていないから、それに気がつくのが面白いです。それを知ると、普段の生活でも何が嫌で、なんで嫌なのかを言葉にできるようになります。

■共感内容は書かない
登場人物が言ったセリフに共感してラインしたり、付箋貼ったりするけど、これはノートに書きません。共感ポイントって、自分が普段思ってることでもあるから目新しい発見がないため。


3.続けるためにすること

■気楽にする
ノートを続けるためには、完璧を求めないようにしています。

自分の中で★評価2の本は、感想を書くことがないため読書ノートに記録しません。★3でも書く本と書かない本があります。感想もありきたりな言葉しか出ない時は、それで良しとしています。余裕があるときは、マスキングテープやシールでデコっています。

■自分が書きやすい方法を模索する
最初から完璧なノートは出来ませんでした(今も改善中)。なんか違う、気に入らない時は、「読書ノート 作り方」とGoogleで検索して、真似できそうなとこを盗んで、そこからまたオリジナルを作っていく感じです。

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私は書くのが好きだから、続けられているのかなと思っています。「書く」にこだわらなくても、アプリで記録してみてもいいし、記録しないことにしてもいいし、とにかく試してみて、長く続けられるやり方を見つけていくのがオススメです。

■自分の言葉で書くこと
読書ノートを書く前に、人のレビューを読まないようにします。人のレビューを読んでいると、自分と人の意見が混同して何が書きたいのか分からなくなるからです。自分と人の感想をあとで見比べて、考え直す、もしくはそのままに。あと、自分の言葉で書いたものは記憶に残ります。

■見出しをつけて、言いたいことを一言で表す

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読書ノートを書いていて思ったのは、長ったらしい感想を書くと読み返すのが面倒。「感想」の横に見出しをつけて、自分が一番強く思ったことを書くようにしています。すると、あとで読み返した時に目を引くし、本の内容も思い出しやすくなります。


以上が、読書ノートを書く時/続けるために知りたかったことです。自分の好みや自分に合う方法を考えて書いていたら、続けられているように思います。

★おまけ★

読書ノート2冊目の中で、お気に入り本ベスト3

3.『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 東野圭吾

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2.『流浪の月』 凪良ゆう

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1.『木曜日にはココアを』 青山美智子

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