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昇格した旦那さんの言葉に涙

家に帰ってきた旦那さんから報告がありました。

「今日付けで、1部門のマネージャーに昇格したよ」

私も嬉しくて、2人でお祝いしようと盛り上がってました。そして次の瞬間、

「いつも支えてくれてありがとう。」

と、お礼を言われました。

「良いことが全部自分のおかげで起こったと思うのは、ただの傲慢。悪いことが全部誰かのせいで起こったと思うのは、責任転嫁。旦那さんの成功の後ろには必ず奥さんの支えがある。だから俺はMaiに感謝してやまない。」

彼の仕事を手伝ったわけでも、何かしたわけでもなくて、単に彼の頑張りが認められて評価されただけなのに、こんな嬉しい言葉を言ってもらえて、本当に泣いてしまいました。

彼はこういう節目、私の調子が悪い時、もう一つ必ず言うことがあります。もちろん、例に漏れずにこの日も。

「男女関係で起こる悪いことの9割は男性のせい。良いことの9割は女性のおかげ」

旦那さん曰く、実際の性別や割合がどうのということではなくて、人と親しく付き合う際の「心構え」の話なのだそう。こう心がけることで、調子に乗ること無く、相手の事を敬い続けられるのだとか。

いつも一生懸命、私の気持ちに向き合ってくれて「俺がMaiをきちんとケアできていない。何が足らんかったかな?チョコレート?」と真っ先に考える人です。

私の父親のように「お前が悪い」、「俺の気持ちを理解しろ」なんて絶対に言いません。私も不機嫌になって彼に八つ当たりして、「察してよ!」なんて子供じみたことは卒業。

私の「不機嫌」の裏側には、いつも「寂しさ」があるから、それを言葉にして、彼にどうして欲しいのかを伝えます。彼はそれを理解してくれるし、意見があれば必ず話してくれます。「俺に原因がある」と思っても、彼は決して私に媚びません。時には厳しいことも言われるし、正論を言われて口を紡ぐ時もあります。でも私たちは一切、お互いを罵り合ったり、責め合ったりする喧嘩はしません。そんなことしても、何の解決にもならないから。

付き合って6年目、結婚して2年目を迎えますが、彼を好きな気持ちは強くなって、尊敬する部分は増えていくばかりです。

彼と結婚してよかった。


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