福音書と聖書の違いもハッキリと答えられない自分にとって、ラザロという青年の背景、名前の由来、全く何もわからない状態でしか観れなかった。

パゾリーニ作品であれば、

何度も見直しながら、

さまざまな文献でその意味を追いかけたりしたくなるインパクトがあったりしたが、

本作は青年ラザロの無垢純粋さに感心しながらみるしかなかった。


狼とラザロは、『もののけ姫』のモロとサンのように、自然と人間との倫理や正義のバランスを思い出した。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?