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詩のご紹介 388 こどものせかい(小黒恵子詩)

 季節の絵本 こどものせかい(至光社 発行)に掲載されていた詩をご紹介する最後になります。
 「0歳から100歳までのすべての子どもたちへおくる」という言葉をモットーに絵本を出版している至光社の「こどものせかい」について、ご紹介します。この当時は、「季節の絵本」となっていますが、現在は「月刊保育絵本」となっています。
 至光社については、こちらをご覧ください。

「こどものせかい」について
 「こどものせかい」は1955年に創刊しました。“神さまはいつも私たちを愛し、その心はいつもこどもたちとともにあることを伝えたい”との思いで、毎月1冊の絵本を制作し、全国のキリスト教幼稚園・保育園にお届けしています。……(中略)……
価値観の多様化する現代を生きるこどもたちが“いつでも、どこでも、どんなときでも神さまはいっしょにいてくださる、神さまの愛に包まれている”と感じながら元気で健やかな毎日を過ごせることを願っています。

至光社 ホームページより

「こどものせかい」2 1976(昭和52)年1月15日発行
 ・かみさまへのおてがみ……宮城まり子 絵と文
 ・はるになったらね・・・・……柿本 幸造 絵
 ・らっせるしゃ……舟崎 克彦 詩/山口 みねやす 絵
 ・わたしの ひみつ……武一 八十雄 詩/味戸 ケイコ 絵
 ・かさと ぶーつが おどってる……小黒 恵子 詩/林 義雄 絵
 ・かみさまに まもられた だにえる……影山 あき子 詩/三好 碩也 絵
 ・おしくら まんじゅう……みねぎし なつめ 詩/鈴木 未央子 絵
 ・絵 ……岩村 和朗 絵
 ・ここが えじぷとです……佐久間 彪 詩/村岡 登 絵
 ・ともだち……センバ太郎 絵と文
 ・ぺんぎんの いのり……かすや 昌宏 絵と詩

かさと ぶーつが おどってる(林 義雄 絵/小黒 恵子 詩) こどものせかい2(至光社)より

                       小黒恵子 詩
かさと ぶーつが おどってる

ゆきの なかで あそんだら
ほか ほか じん じん あったかい

うさぎになって ぴょん
しかになって きょん
こいぬになって くるん
ふうせんになって りろん

くれよんいろの ちょうちょのように
かさと ぶーつが おどってる

ゆきもいっしょに おどってる
ちらちら ちらら ちらら
りらりら りらら りらら

季節の絵本 こどものせかい 2(至光社 発行)より

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 次回からは、小黒恵子のエッセイをご紹介します。詩とはまた違った文章をお楽しみください。(S)

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