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詩のご紹介92 クモの お夕飯(小黒恵子作) ~ホラ 耳をすまして
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
動物や虫をテーマにした作品が多い、童謡集「ホラ 耳をすまして」からご紹介します。
今回は、「クモの お夕飯」~Ⅱ ハタラキアリの うた~ です。
「童謡集:ホラ 耳をすまして」については、下記をご覧ください。
クモの お夕飯
~ホラ 耳をすまして 「Ⅱ ハタラキアリの うた」より~
小黒恵子作
今夜のおかずは なんだろう
大きいテントを はったから
えものがどっさり かかるだろ
ユラリンユラリン 風にゆられて
いい気持 いい気持
--キットスゴイ 大漁ダヨ--
雨がポツポツ ふりだした
あわてたスズメが ぶつかって
テントをやぶって にげてった
ユラリンユラリン 穴のしゅうぜん
いそがしい いそがしい
--テントヲユスルノ ゴミバカリ--
おなかがグウグウ なってきた
どこにも遊びに 行かないで
待ちくたびれて 日がしずむ
ユラリンユラリン
待ちぼうけ 待ちぼうけ
--カミサマ アンマリデス--
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回は、「カマキリの さんぽ」(童謡集:ホラ 耳をすまして ~Ⅱハタラキアリの うた~)から、詩をご紹介いたします。(S)
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