No.568 小黒恵子氏の詩-35 （女王さまみたいね キリン）
こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。
今回も、こどものうた（日本童謡協会編）に紹介された小黒恵子氏作の詩 をご紹介します。今回は、「こどものうた」第19集となる1995（平成7）年のご紹介です。全部で139編あります。
女王さまみたいね キリン
小黒恵子
女王さまみたいね キリンのかあさん
風のにおいを かぎながら
ちょっときどって ゆっくりあるく
あら ママとおんなじ 服をきて
キリンのあかちゃん とっとこついてく
りんりんときれいね キリンのかあさん
枝をひろげた アカシアを
そっとやさしく しずかにたべる
あら ママにおねだり あまえんぼ
キリンのあかちゃん おっぱいのんでる
女王さまみたいね キリンのかあさん
花のかんむり かぶったら
きっとすてきね ぴったりにあう
あら ママにそっくり りんりんと
キリンのあかちゃん ななめにかけてく
小黒恵子氏は、事業委員になっています。下記は「あとがき」です。
春風にのせて、社団法人日本童謡協会の、「年刊童謡集こどものうた’95」をお届けします。
本年は、139名の詩人会員が、1篇ずつ、未発表の作品参加をしています。
この集も19冊目となりました。
童謡祭にはこのなかから、作曲家会員によって作曲された、新しいうたが発表されます。
なお作曲にあたっては、詩人と作曲家がご諒解ご承認の上、作詞作曲の組合せが決りましたら、事務局に必ずご一報下さい。
今年も楽しいうた、秀れたうたが沢山生まれることを切望しています。
出版にあたり、伊藤幹翁事務局長はじめ、事務局の会田佐登子さん、高橋由佳子さんにたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
1995年1月
年刊童話集 編集委員会
委員長 小黒恵子
こやま峰子、こわせ・たまみ
清水たみ子、長島和太郎
中山知子
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回も、「こどものうた」（日本童謡協会年刊童謡集）から、「詩」をご紹介します。（Ｓ）
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