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No.499 小黒恵子氏の紹介記事-65 (童謡集がパリで好評)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 様々な新聞記事等をご紹介しています。今回は、新聞に掲載された小黒恵子氏の紹介記事 をご紹介します。内容は、今までと同じ様な内容になります。

童謡集がパリで好評 川崎の小黒さん作詞 在留邦人の子に夢

 川崎市高津区諏訪一一一、詩人小黒恵子さんと横浜市鶴見区寺谷ーーー、作曲家高木東六さんの県内コンビで作った合唱組曲「飛べしま馬」。日本童謡協会が、日本の童謡を世界の人に知ってもらおうと、江戸時代から現代までのわが国の代表的童謡の楽譜やLP、テープを寄贈。県内コンビの曲もその一つだが、現地日本人学校や在留邦人コーラスグループなどに大もてという。
「飛べしま馬」は、小黒さんがアフリカ取材旅行の体験を元に作詞、高木さんが作曲した、アフリカの大自然と野生動物の讃歌。「大平原のキャンパス」「木の王様バオバブ」「サバンナの砂柱」など十四曲の組曲になっており、五十七年六月、“子供の歌の芥川賞”と言われる「日本童謡賞」に輝いた。
 童謡のパリ行きは、日本童謡協会員で、千葉敬愛短大教授の河村順子さん(東京都豊島区長崎二丁目)が、一昨年末、日本館を訪れ、音楽好きな小堀巌館長(当時)に「図書館に子供向けのものがないのは寂しい」と童謡集の寄贈を申し出たのがきっかけで、とんとん拍子に決まった。
海外では日本の楽譜やLPが手にはいりにくいだけに、童謡集は、在留邦人の子供たちの情操教育用に大もて。また、母親グループが母国に思いをはせながら、LPとともに各国の人々の前で合唱、なかなかの人気ぶりだという。

読売新聞川崎版 昭和60年(1985年)1月26日 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 次回は、1985(昭和60)年の雑誌に掲載された紹介記事をご紹介します。(S)


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