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詩のご紹介190 すてねこ(小黒恵子作) ~エメラルドの約束

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回の詩は、大人の詩集第2作目「エメラルドの約束」から、「すてねこ」(サンドリエ)です。

「詩集:エメラルドの約束」については、下記をご覧ください。

まずは「目から」。

すてねこ
~サンドリエ 「エメラルドの約束」より~
小黒恵子作 

どんなに
強がりを言ってみても
ひとりぼっちのみじめさは
雨にふるえている
すてねこなのね
ふりかえってみると
どこを向いても他人だけ
あなたと
別れるなんて嘘みたい
嘘みたい嘘みたい……

 次は「耳」からお聴きください。

 朗読:大森寿枝
 
 最後まで、お読みお聴きいただき、ありがとうございます。
 次回の詩は「離婚」(「エメラルドの約束」~サンドリエ~)です。(S)

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