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No.567 小黒恵子氏の詩-34 (バクのボストンバッグ)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回も、こどものうた(日本童謡協会編)に紹介された小黒恵子氏作の詩 をご紹介します。今回は、「こどものうた」第18集となる1994(平成6)年のご紹介です。全部で129編あります。

バクのボストンバッグ
                           小黒恵子

バクのボストンバックは おっきいな
ゆめがいっぱい つまってる
おすもうさんに なりたいなあ
フラメンコを おどってみたい
せんちょうさんに なりたいなあ
ゆめいっぱいの ぱんぱんぱん

バクのボストンバッグは たのしいな
ゆめがどんどん ふえていく
野球せんしゅに なりたいなあ
オープンカーで はしってみたい
バルーンにのって 旅をしたい
ゆめいっぱいの ぱんぱんぱん

バクのボストンバッグは おっきいな
ゆめがどんどん ふくれてく
ゆめいっぱいの ぱんぱんぱん

1994年(平成6年)3月15日発行 こどものうた‘94  日本童謡協会年刊童謡集

  小黒恵子氏は、事業委員になっています。下記は「あとがき」です。

  社団法人日本童謡協会編集の、年刊童謡集「こどものうた’94」をお届け致します。
 今年度は、129名の詩人会員が、未発表の作品参加をしています。
 この集もおかげさまで、18冊目となりました。
 童謡祭にはこのなかから、作曲家員によって作曲された、あたらしいうたが発表されます。
 たのしいうた、秀れたうたが、1曲でも多く生まれることを切望しています。
 なお、作曲された方はお手数ですが、事務局までご一報下さい。
 例年のように鶴岡千代子事務局長はじめ、事務局の会田佐登子さん、高橋由佳子さんに大変お世話になりました。ありがとうございました。
            平成6年1月
              小黒恵子、こわせ・たまみ、こやま峰子
              清水たみ子、中山知子、長島和太郎

1994年(平成6年)3月15日発行 こどものうた‘94  日本童謡協会年刊童謡集

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 次回も、「こどものうた」(日本童謡協会年刊童謡集)から、「詩」をご紹介します。(S)

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