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No.591 小黒恵子氏の記事-11 (児童合唱の基金)

 こんにちは。小黒恵子童謡記念館です。

 今回も、1996年に朝日新聞に記載された「花とライオン児童合唱音楽賞」の記事のご紹介です。

「花とライオン」を願って児童合唱の基金 
   
童謡詩人の小黒恵子さん(67)=写真=が、川崎市の自宅を童謡館にしたのに続き、3000万円で「公益信託小黒恵子児童合唱音楽振興基金」を設立した。毎年、全国の少年少女合唱団から1団体を選び、「花とライオン児童合唱音楽賞」を授与する。副賞は100万円。
「花のようにやさしく、ライオンのように強く成長してほしい、という願いから、長ったらしい名称になりました」
第1回は、東京都大田区にあるクラウン少女合唱団(岡崎清吾さん主宰)が選ばれ、授賞式が30日、基金の受託者である三井信託銀行本店で行われる。
クラウン少女合唱団は、1964年に発足、地域のボランティア演奏や海外の児童合唱団との交流が評価された。
小黒さんの家族は、犬3匹と猫や九官鳥。オオカミと少女の交流を描いた椋鳥十の作品について、「オオカミの子がそのへんに落ちていないかしらと思うことがあります」。

朝日新聞 平成8年(1996年)7月16日

現在は、川崎市に遺贈され、リニューアルしてオープンしています。色々とイベントも行っていますので、当館ホームページでご確認ください。

  最後までお読みいただき、ありがとうございました。
  次回も、1996年に新聞に紹介された花とライオン児童合唱音楽賞の記事を、ご紹介します。(S)

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