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(2023年8月)大口むにゃむにゃの月次報告

8月が終わる。今月はあんまり活動できなかった。いや、やることはいろいろとあったのだが、だからこそエネルギーを消費してしまった。報告できることはあまりないのに、反省点は多い。お付き合いください。


今月描いた絵

今月の目標は「果穂さんの衣装をすべて描き切ること」だった。8月中に20枚と少し描かなければならない計算だったが、果たして。

1,2,3……あれ?

足りない。

……目標未達成である。残念。ちょっと厳しかったか。
しかし、自分ではクオリティの面で先月を超えられたと思っている。やはりただ描けばいいというわけではない。どれだけ自分の理想を具体化できたかが、イラストの価値であろう。そういう意味で進歩がみられたことは、ある意味先月よりも良い結果だったのではないだろうか。

また、目標が達成できなかった外部要因が2つある。1つは、衣装が増えたこと。アイドル順繰りで回っている「マイソングスコレクション」に果穂さんが登場したことと、アイドル全員に今年の水着衣装が配られたのだ。8月だけで3着も描かなければならない衣装が増えたのは痛かった。もう1つは、イラストコンテストが開催されたこと。これが今日までの投稿だったので、1枚しっかりした絵を描いたのだ。それがこの絵。

うーん、がんばったんだけどな。がんばったで賞は小学生までだ。もう、絵のクオリティがどうこう言い出すとキリがないのでやめておくが、もったいない絵だと感じる。一つひとつのパーツはそれなりに描けたのに、全体の印象が弱い…と感じる。

色を少し補正したりもしたが、そういう話でもない気がする。こういう1枚のしっかりとした「作品」を重ねていかないと、上手くはならないのだろう。
いい点もちゃんとある。そもそも流しそうめんというモチーフが夏らしいうえになかなか他の人が描かないし、それを収めた構図も見栄えがいいと思う。5人の性格も描写できていると感じるし、密度もちょうどいい。それなのに、全体としては弱い絵になってしまったのはなぜだろう。今後考察していきたい。

vα-livがおもしろい

vα-liv(ヴイアライブ)というアイマスの新規プロジェクトがなかなかおもしろい。

ざっくり言ってしまうと、アイドルマスター公式のバーチャルYoutuberだ。3人のアイドル候補生(まだアイドルではないのだ)がデビューを賭けて1年間配信活動を行うという話の流れだったと思う、たしか。

このvα-liv(ヴイアラ)、完全に個人的な感覚としては、まあまあウケていないなあと思う。さすがのアイドルマスター、バンダイナムコの力をもってしても、Vtuber界隈というレッドオーシャンにおいては厳しいのかもしれない。
ただし、勘違いしてはならないのが、コンテンツそのものはおもしろいということだ。

まず、3人のキャラがおもしろい。

この赤い女は灯里愛夏(ともり まなか)。福岡からやってきたおのぼりだ。アイマス恒例の赤信号ポジションである。

王道アイドルのようだが、次に紹介するライバル2人に対し欲情したり、ホラーゲームをやりながら暴言を吐いたりする曲者だ。一方で、誕生日に母親からの手紙を読んで号泣する感受性豊かな一面もある。

この青い女は上水流宇宙(かみずる こすも)。よくわからないが子役時代から芸能界にいるそうだ。見た目がよく、高嶺の花かと思いきや雑草のような根性をしている。

つい最近、漢字の読みを問うゲームに挑戦していたが、てんでたいしたことはなかった。しかし言動は切れ味がよく面白い。

この頭がプリンになっている女はサラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワ、通称レトラ。やんちゃな表情をしているが中身は赤ちゃんだ。感情的ですぐに泣いたり笑ったりする。

この前、1時間弱のあいだ奇声を発し続けていた。大した女だ。

この3人がデビューに向けて日々しのぎを削っている。キャラクターとしても、中の人の技量としても(おそらく)駆け出しと思われ、よく言えば初々しさ、悪く言えば完成度の低さが気になることがある。

そんな彼女たちの何がおもしろいかというと、これまでのアイマスにはなかった「リアルさ」だ。

俺は主にシャニマスをプレイしているのだが、たとえばW.I.N.G.で負けた後、あの世界は振出しに戻り、また新たなプロデュースが始まる。しかし、ヴイアラはそうはいかない。俺たちがいま生きているこの世界に振り出しはなく、そしてまさにこの世界に3人も生きているからだ。

アイマスのアイドルは、1つの作品が終わっても、また別の作品である種のパラレルとして存在し続けることができていた。しかし、ヴイアラの3人は、成績次第で今後活動を停止しなくてはならなくなる。彼女らが彼女らとして「生きる」ことはもうないのだ。それを思うと、ヴイアラの活動一つ一つが非常に貴重なものに思える。

これまでのアイマスには「リアリティ」はあった。もしもアイドルが実際に存在したら、という試みは大いになされてきた。しかし、この「リアル」にアイドル(候補生)が存在する、という状況は初めてなのだ。MRライブやキャストによるライブもちがう。ここに俺は、真新しいおもしろさを感じたのだ。

もしかしたら、これはバーチャルYoutuberの界隈ではもはや知られていることなのかもしれない。しかし、アイマスの界隈にこの感覚が持ち込まれたことは、開国なのだ。彼女らがいることで、陳腐な言い回しだがアイドルマスターの奥行きが一層広がったように感じられる。今後の活動に期待したい。ちなみに俺はコスモが好きだ。

来月の目標

来月こそ、果穂さんのイラストを描き切る。また、シャニえもんの単行本化作業にも手を付けたい。

今月は以上です。ありがとうございました。来月もよろしくお願いします。

まんがを読んでくださいね。