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学習塾フランチャイズに要求されるスキルとは?


独立を考えたことがある人は多いと思います。独立には、自分でやるかフランチャイズを利用して独立するかの選択があります。そこで大事なのは、学習塾に要求されるスキルについて考えることです。この記事では、「学習塾に要求されるスキル」について、実際に独立して会社経営をしている経験をもとにお役に立てるようにわかりやすく解説しました。

学習塾はだれでも参入できる!

学習塾を開業するにあたり、特に資格などの要件はありません。

教員資格が必要とされる訳でもありません。

基本的には、誰でも開業する事は可能です。

その点では、参入障壁は低いと言えるでしょう。

そして、学習塾で一番求められているスキルは何かといえば「教務指導力」と勘違いをされている方も多いのでないでしょうか。

勿論、教務の指導については、「できない」よりは「できた」方が望ましい事ではあります。

ただ、教務指導については補填できる事は多くあります。アルバイト講師や映像授業、テキストなど代替できるものは多くあります。

単に質問回答であれば、最近注目されているチャットGPTでも十分対応が可能でしょう。

教務力よりコミュニケーション力が必要

それ以上に必要な力として「コミュニケーション力」が求められます。

教室の責任者としてついた場合に、大きくかかわる部分として基本生徒、保護者、講師という3つのベクトルがあります。

当然、年齢で言えば生徒は「10代」保護者は「40代」講師は「20代」が中心となります。

年齢が変われば、コミュニケーションの仕方も当然変わります。

またコミュニケーション力とは単に「仲良くできる」事とは意味が異なります。

そこには、「営業力」や「発信力」また生徒に対しては「やる気にさせる力」などを含めコミュニケーション力と位置付けています。

学習塾の開業を考えた場合に、このような適性がご自身にあるかを考えていただく事が重要でもあります。

単に教えられる学力だけがあるというだけで開業をしてしまい失敗された方は多くいます。

塾はサービス業

学校であれば、どのような指導や態度をとったとしても基本生徒は退学したり転校するケースは稀ではあります。

しかしながら、学習塾においてはいつでも退会する事は可能なのです。

少し気に入らない、相性が合わない、学習成果がでないという事で退会する方も多くいます。

従って、学習塾は教育事業でもありますが、それ以前に「サービス業」に属する事になります。

塾と学校は「似て非なるもの」

学校の先生を辞めた方で学習塾を開く方も多くいます。しかしながら、このような理解がなく運営をしてしまい、うまくいかなった先生も多くいます。

学習塾と学校とは「似て非なるもの」でもあります。

変に迎合をして下さいという事ではありませんが、サービス業である以上先程述べたコミュニケーション力がより一層求められるスキルという事になり

ます。この辺を踏まえて、今一度学習塾の開業を考える必要があります。

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