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真夏の韓国で韓国若手ミュージシャン達と青春した話

この夏、去年の11月ぶりに韓国へ遊びに行ってきた。

去年、インスタで仲良くなった韓国のギタリストに会いに1人で渡韓し、韓国同世代ミュージシャンたちと大変盛り上がった。

去年の様子はこちら

去年の体験が忘れられず、日本の音楽仲間にも体験してほしいと思い、今回は自分含め4人で韓国旅行に行ってきた。

3泊(2泊)4日の超濃密な体験をしたので、備忘録としてちょっとだけnoteに書いておこうと思う。


日韓交流ジャムセッション


「日本から音楽仲間を連れてくので、今回もまたセッションをセッティングしてほしい!」と韓国の友人にリクエストしており、初日の夜に韓国のミュージシャンたちと日韓交流ジャムセッションをした。

音楽スタジオを借りてくれて、多くの韓国ミュージシャンを呼んでくれた。
韓国では日本でいう音楽スタジオのことを합주실 (合奏室)というらしい
めちゃくちゃ設備がよくて綺麗だった。
ヤマハのシンセMontage 8, Montage 6, S90が借りれる練習スタジオなんて日本にはないよ。。。 

よくやるセッション曲もほぼ同じで、言葉は分からなくても音楽で会話できるのが本当に楽しかった。

日本からは、普段自分が浜松で主催しているセッションのメンバーを連れて行ったが、韓国の友達と日本の友達が一緒になってセッションしている風景がとても印象的だった。どうやってソロ組み立ててるの?みたいな話を英語でしつつお互いに刺激を与えれたようだった。

途中ちょっと休憩しつつ、みっちり3時間音を出し続けた。
韓国の若手ミュージシャンたち、ほんとにうますぎる。。。

セッションの様子
韓国ミュージシャンと一緒に

うますぎる韓国メシ

今回も韓国友人のアテンドの元、めちゃうまい韓国メシの数々を堪能させてもらった。
本当に何を食べても美味しかった。キムチが嫌いだった日本の友人が本場のキムチは大丈夫だといっていたくらいには美味いものばかり食べていた。

土俗村 蔘鷄湯(サムゲタン)
삼겹살(サムギョプサル)
平壌冷麺
cafe onion 安国店

活気ありすぎる街並み

いろんなところを紹介してもらったが、中でも弘大(ホンデ)という街の盛り上がりは最高だった。日本でいう渋谷・原宿あたりのイメージだろうけれど、盛り上がり度としては韓国の方が倍くらいに感じた。というか若い人が本当に多い。(日本でこんなに若い人が集まっているところ最近ないかも。。。?自分が田舎にいるだけかもしれないけど)

弘大(ホンデ)の街並み
弘大のゲームセンター
ちいかわは韓国でも人気らしい

バスキング(路上ライブ)のレベルもめちゃくちゃ高かった。ここで演奏するには審査があるらしく、多くの人が聞き入っていた。他にも、ダンスやアイドルのバスキングもあり、とても面白かった。

バスキング(버스킹) 韓国でいう路上ライブのこと英語のBuskingから


Club Evansで有名ドラマーに遭遇

最後の夜は、ジャズのセッションもみてみたいということで(初日の夜のセッションはFunk,R&B系)韓国の有名なジャズスポットであるEVANSにやってきた。

EVANSでは毎週月曜日がセッションデーになっているらしく、この日は韓国の有名なジャズピアニストの윤석철 (ユン・ソクチョル)さんがセッションホストということもあり、多くのピアニストで賑わっていた。

セッションのシステムとしては、ほかの回も同じかは分からないけれど、お店の入り口で参加したい曲の空いているパートのところに名前を書いてエントリーするという感じ。演る曲も日本とほぼ同じ黒本に載っているスタンダード系が多め。

(自分は、Just FriendsでKey Fかなと思って入っていったら、key Gバージョンで死にました。。。)

Club Evans 日本でいう高田馬場Introみたいな感じ

米国の有名ドラマーJOE FARNSWORTHさんがライブで韓国に来ていたらしく、1曲シットインする場面もあった。1人だけ次元が違かった。。。

JOE FARNSWORTH さんと一緒に
韓国有名ジャズピアニストの윤석철 さんと一緒に

 深夜の飲み屋で

セッションが終わって(24時頃)、日本風居酒屋で最後のシメをした。
韓国で日本の友人と韓国の友人が日本食食べている違和感に脳がバグりすぎていたが、この時食べたおでんは、3日間活動しまくった体にとても沁みた。

最終日、セッション終わりに

飲み屋では、本当にいろんな話をした。音楽とか生活とか恋愛とか下ネタとか。
去年の一人旅でも感じたが、本当にみんな暖かい。文化的に共通点も多く、でもちょっと違って、そのパラレルワールド的な感じがとても面白い。

お酒も回って、将来何したいの?という話題に
普段日本人同士で飲んでる時にはなんか気恥ずかしくてあんまり喋れない様なこともこの時ばかりは、いろいろ喋れた気がする。

この旅行中、毎日新しい人を紹介してもらってどんどん繋がっていくのが最高に楽しかった。そんなことからも、自分は音楽で人と人が繋がっていくような場を作るのが好きなんだろうなと感じている。じゃぁ今後どうするのっていうのはまだ分からないんだけど。
いろんな国のミュージシャン同士がもっと気兼ねなくジャムセッションできる様な場を作れると面白いのかもなと思ったりしている。

この3日間の韓国旅行は、本当に濃く、まだまだ自分も青春できるなと感じた。(ただ、ものすごく楽しむためには強靭な体力が必要だなということも。。。)

これからも、もっと韓国のミュージシャン界隈と交流していきたいと思った旅行だった。

おまけ

これで旅行は終わりではなく、最終日に飲んだ後は、この旅のもう一つの目的であるカジノに。(最終日はホテルを取らずオールでカジノという旅程でしたw)

自分はちょっとだけいい思いができたけれど、他のメンバーは・・・

PARADAISE CASINO

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