メモを取るメリットと、取らないデメリット。
こんにちは!
OGSシニアコンサルタントの深石です。
下記に簡単な自己紹介を記載しています。
・深石 圭
・埼玉大学大学院卒
・組織コンサルティングファームで、100名以上の経営者の課題解決を支援
・現在はエックスラボ取締役兼コンサルティング事業部責任者として従事
・日本のビジネスを強くするという想いのもと組織の事業成長支援を実施
▼今回のnoteは下記のような方に読んでいただきたいです。▼
・相談や打ち合わせが多いビジネスパーソン
・ミーティングでの重要なポイントを聞き漏らしてしまう人
・上司に報連相をしたときに、論点がずれていて顔を曇らせてしまう人
・上司、あるいは部下との信頼関係をさらに強化したい人
もし、参考になったポイントがあればコメントやツイートでシェアをしていただきますと嬉しく思います!
さて今回のテーマは下記になります。
あなたがビジネスパーソンなら、よく上司に「メモを取りましょう」と言われたり、逆に部下に対して「本当に分かっているのかな?メモを取って欲しいな‥」と思ったことはありませんか?
その度に「ちゃんと話は聞いているのに‥」と部下なら考えてしまい、軋轢が生まれることもありますよね。このやりとり自体、無駄な精神を使うと思います。
本noteでは、改めて「メモを取ること」のメリットや、逆にメモを足らないことで起こるデメリットなどの見解を、私なりに述べたいと思います。
打合せや商談などの場面を想像してほしいのですが、
Aさん「話を真剣に聞いているけど全然メモを取らない」
Bさん「話を聞きながらしっかりメモを取っている」
という2人がいたとしたら、
皆さんはどちらの人と一緒に仕事がしたいですか?
また、どちらの人を信頼して仕事を依頼したいですか?
答えは火を見るより明らかですよね。
相手がメモを取っている行為を見るだけでも
印象が本当によく見えますよね。
つまり、メモを取っている姿だけでも相手を安心させる力があるのです。
しかし、この「メモる」習慣というのは、
ビジネスパーソンの中でも、しっかり備わっている人は
意外に多くありません。
実施に私も、色々なミーティングや商談をしていますが、
しっかりメモる人もいれば、全然メモらない人もいます。
そして、大概、メモらない人というのは、下記のようなミスをします。
【メモを取らないデメリット】
・ミーティングでの重要な部分が漏れてしまう。
・後日、論点がズレた報連相をしてしまう。
・自分に割り当てられたタスクを忘れてしまう。
私の場合も、学生時代は全然メモる習慣がなく、
新卒入社した会社で入社前インターンシップの初日に、
担当マネージャーの話をただただ真剣に聞いていたら、
「深石君さ、全然メモ取ってないやん。」
「まず、メモを取る習慣をつけなアカン。」
「これビジネスマンの基本中の基本やから。」
と、貴重なご指導をいただきました。
(関西出身の方で関西弁で言われたのを今でも覚えています)
当時学生だった私にとって、このインパクトはとても大きく、
それからは、とにかくメモを徹底するようになりました。
また、入社して最初に配属された部署の部長は、
いつもノートとペンを持ち歩き、
自分の思考をとにかくノートに書き出す方でしたので、
役員陣からの信頼もかなり厚く、
何か企画やアイディアを生み出したい時は、
まずその部長に役員陣は相談をしていました。
それを見ていた新卒1年目の私は、
とにかくTTP(徹底的にパクる)をしまくり、
自分のToDoや、会議で発表する企画書の原案、
そして、マーケ戦略や各種施策のアイディアなども、
とにかく紙にアウトプットする癖がつきました。
今は、紙とペンからは卒業し、
iPadの【GoodNotes】というアプリを活用してます。
さて、私の話はこのくらいにしておいて、
やはり、信頼関係を構築する重要な要素の一つは、
【メモを取る】ことだと私は思います。
そして、これは決して新人や部下の方だけではなく、
上司である皆さんの姿勢も同じです。
皆さんが上司に何か悩みを相談した際に、
その上司が真剣にメモを取って聞いてくれたら、
皆さんは「その上司のこと」をどう思いますか?
きっと、下記のように感じると思います。
・自分のことをちゃんと聞こうとしてくれている
・自分のことをちゃんと理解しようとしてくれている
・自分の困りや悩みを解決しようとしてくれている
そして、そうやって寄り添ってくれる上司が、
もし何かで困っていたら、もし何かに悩んでいたら、
「自分に出来ることを全力でサポートしよう!!」
と思いませんか?
部下の立場になって想像すればすぐにわかることです。
忙しさにかまけて、部下の話を「ながら」で聞いていたら、
信頼関係などはいつになっても構築できません。
(私もここは大いに注意・留意しないとです。汗)
なので、相手と何か事に当たる際もそうですし、
自分で何か思考をする際もそうですが、
しっかりとメモることを徹底することが大切なのです。
下記にメリットをまとめました。
【メモを取ることのメリット】
・相手との信頼関係を作ることができる
・部下や上司に対して、真摯に向き合っていることを感じてもらえる
・商談などの大切な内容の、抜け漏れが無くなる。
さらにメモを取ることで下記のような、好循環を生み出すことができます。
・抜け漏れも抑制できる
↓
・論点や認識(解釈)がズレにくい
↓
・思考やアイディアも整理できる
↓
・手を動かすことで脳も活性化する
↓
・良いアイディアが浮かびやすくなる
↓
・課題解決や価値提供も促進される
↓
・信頼関係がより強くなる
↓
・人生がより豊かになる
信頼関係の構築に、瞬殺のウルトラCはありません。
日々の言動や姿勢の積み重ねが年輪のように大きくなり、
相手との相互尊重や信頼関係に繋がっていきます。
【メモを取る】という超基本&超シンプルな行動ですが、
今一度、社内を見渡し、徹底してみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
参考になったポイントがあれば、大変嬉しく思います!
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