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能力を高めることよりも考えるべきことは、今日の能力で何を扱うかです。新解釈:ゼロコストのつぎはコンボをきめよう◆日本征服【大預言アーカイブス】


対談:「ぷろおご×伊予柑の大預言」をアーカイブします..


大預言を読む


○大預言とは?
ぷろおごと伊予柑が古典を消化して対話をし、
『大預言』を生みだそう!という企画

伊予柑
…人類補完計画を企む悪いおとな
ぷろおごとは数年の付き合いがある


こちらは対談を加筆編集したものです。


気持ちよくなりてえ(意訳)




YouTuberがいちばん稼げる方法はな〜んだ?(※合法にかぎる)


伊予柑:今回は日本征服計画。ぼた餅の下に行こうということで、ちょっと僕の個人的なプロジェクトの話になります。めずらしく、わりとビジネスよりです。

かんたんに言えば、YouTubeで儲けるにはどうしたらよいか?

-結論、おじいちゃんから寄付をもらおう。YouTubeでいちばん稼ぐ方法はおじいちゃんから寄付をもらうことです


ぷろおご:スパチャってこと?

伊予柑:一口100万円ぐらいで寄付をもらうのがいちばん

ぷろおご:どうやってそんなことをするんですか?

伊予柑:シンプルな話で、受け子って犯罪じゃないですか。おじいちゃんにオレオレ詐欺をして、お金を受け取る人のことを受け子というんですけど、あれは絶対ダメなんですけど

ぷろおご:あたりまえじゃないですか

伊予柑:YouTuberが小学3年生の子に、「この番号をネットプリントしておじいちゃんの枕元に置いてみてね」は合法なんですよ。そこには素敵な寄付のご案内があり、その寄付をすると新たな孫ができる。そうすると、みんなにっこりなんですよ

もうこれでほぼすべて伝わったと思うんですけど・・・



ぷろおご:そんなにおいしい話があるんですか?

伊予柑:ちなみに、僕は銀行にも真正面からこれを説明しました。銀行の偉い人がここに3人ぐらい来てたんです。「今日は一番偉い人を連れてきました」って言われて、その人に「おじいちゃんから孫のために一口100万円、集めたいんですよ」って説明をしたら、わりと普通に面白いですねって言っていただいた


YouTubeの弱点を克服するには、おじいちゃんのチカラが必要なの…


ぷろおご:具体的にはどういう方法をとるんですか?


伊予柑:まず、YouTubeとはなにか?という説明なんですけど、YouTubeってめっちゃ安く、映像が全国に届くんですよ。これって革命的で、ラジオとかテレビってそもそも流すのに金がかかる。しかも地域が限られていて、全国ネットってすごく大変。普通にやると東京しか流れないとかなんですよ。

一方、YouTubeとTikTokは一発で全国まで届くのよ。世界中にも届くかもしれない。ただし、弱点は見てるのが若年層しかいないこと。多くて30代で、10代、20代がずっと消費してる。

そして、10代20代のメインで見てるやつらは金がない。なんだかんだテレビが強いのはおじいちゃんとかが見ているからです。おじいちゃんたちが健康食品を購入したりして、そのためにCMを出してくれるから、テレビというのはなんだかんだ長く続くわけですね


ぷろおご:金を持ってる層にね


伊予柑:あと10、20年、おじいちゃんが全滅するまで若者はずっと金がなくて、おじいちゃんはずっと金があるじゃないですか。ということは、おじいちゃんから金をもらうしかないわけですよ。

で、おじいちゃんから一番利益率を高く、お金をもらうにはどうしたらいいか。現金を直接もらうなんですよ。健康食品よりも利益率が高い。

じゃあどうやって現金をもらうか。寄付なんです。寄付もらえばいいじゃん。つまり、日本財団を作り、おじいちゃんから寄付を募ってますって毎日唱えていれば、そのうち根負けして寄付をくれる。以上

次に、じゃあ毎日宣伝するにはどうしたらいいかっていうところに話がいくわけで


ぷろおご:アクセスがむずかしいですよね

伊予柑:そうなんです


若くて優秀な大学生を買うならどこに行けばいい?


伊予柑:全国のおじいちゃんから直接現金をもらうために、動画を届ける。それで、動画を届けて誰を動かしたらいいのかというと、一番動かしやすいのってたぶん、地方の国公立大学の暇な上位層なんですよ

僕は秋田県立大というところにいたんですけど、その時の最高時給でゲオ850円だった。それ以外ないのよ。まじ、仕事なんてない。

大学は偏差値50ぐらいだけど、そのなかで上の方だと無返済の奨学金もらっていたりして、ちょっと能力があまってるわけですよ。でも、ゲオのバイトしかない。

そいつらは新しくておもしろいことをしたいのよ。できれば就職に繋がるなにかも欲しい。じゃあそいつらに仕事を与えれば、優秀な能力を安く買えるなあ、と。

東京だと、いろんな大人がいるから、優秀な大学生にはもう目がついてるんですよね。出版社にバイトするとか、

つい先日聞いたすげーのがお屋敷に住み込みで雇われるっていうので、3人ぐらい雇われて、お掃除するんだって。それで、家賃ゼロ、飯はでてくる、バイト代もフルでくれる。

なにそれ・・・令和で書生のバイトがあるんです


ぷろおご:なるほど


伊予柑:社長さんは建築業かなんか人で、そのうち就活につなげるんでしょうね。エリートはいきなり建築会社に入ってきてくれない。だから、そういうところでバイトをさせながら雇っていくっていうルートを作ってるんでしょう。

書生を抱えることに見合う投資になるわけですよ。だって屋敷に住まわせるといっても、余ったところ貸すだけで0円、バイト代は普通に掃除する代金を出せばいいだけだから。つまり、地方でよい人材を安く買いたたくなら、普通に国立大を狙えばいいじゃん


伊予柑:トップレベルのやつが10人ぐらいいるとしたら、500人ぐらいのバイトを見つければいい。そいつらにバイトをさせて、次に狙うのはどこか。自民党では?と思ったんですね。



若者がお金を持ってるおじいちゃんとつながろうと思ったら、どういうふうにアプローチすればいい?


伊予柑:自民党ってみんなすごく怖いイメージがあるかもしれないけど、あれって地方だとおっちゃんたちの飲み会なんですよ。しかも、まともな経営者とか、地元を憂いた真っ当な人たちが「いや、秋田県もうちょっと人口を増やしたいよね」とか「経済まわしたいよね。」っていい話をする飲み会なわけですよね。

そこへピッカピッカの20歳ぐらいを送り込むことができると、いくらでも仕事はふってくる。動画つくれるんですよ、とか言えばいける。いろいろと需給の乱れがあるぞと思ってて。

地元の良い企業さんとか自民党に行くような人とかで動画ちゃんとやりてえなあっていう人とか、なんか若者ネットワーク欲しいなっていうやつは絶対いるから、そこをおさえればいい。そうすると、自民党がとれる。



伊予柑:で、10年ぐらい仕事をさせた後、自民党に入れれば多分県議員ぐらいまではいける。地方の大学生を使えば、ガクチカになるし、バイトになるし、地元のネットワークとつながってもなにも損はなくて、そのまま就職だってできるし、大学生にすればラッキーですよね。

俺からすると全国のあらゆる店に対して、大学生経由でアプローチができて、そこに露出ができる。そうすると、ひとりで電通ができると思ってて。

そうやって地場で信頼を獲得していくと、おじいちゃんの枕元にチラシを置く成功率が0.001%から0.01%、0.1%にだんだん上がってくるんですよ。さらに、ある程度優秀な大学生のなかから、何人かを海外に売り飛ばす必要があり、アメリカとかでちょっとでも事例を作ると、地元の新聞にのるんですよね。

地元の新聞はネタなんかないので、毎日夕刊のネタを探している。大学生がアメリカで頑張ってますみたいな話で、NHKの地方局もくる。そうすると、そいつの地位が上がる。自民党とも仲良くできる。

地元にはどうせなにもないので、ワンチャン、アメリカのやつが仕事とかになったりするとすごく地元が喜ぶ。それをするとおじいちゃんの枕元にチラシを送って、100万円寄付してくれる確率がちょっとずつあがっていく

ぷろおご:地方にいいことをするといいんだね

伊予柑:そう、なぜなら地方は今、大変なので

ぷろおご:かつ、おじいちゃんがいっぱいいるから



伊予柑:やることがなくて金をいっぱい持ってるおじいちゃんがね。これのポイントは最後におじいちゃんをちゃんと置いておくことです。おじいちゃんをほんとに取りたいとかじゃないんですよ。

最後のおじいちゃんがないとワークしないの。おじいちゃんがいて、その100万がごそっと真ん中に入るから、その仕組みが永続するんですよ。金がぐるぐる回るから。このおじいちゃんを見つけるところがいちばん、ポイント

ぷろおご:キャッシュだね。でもおじいちゃんしかいないですよね

伊予柑:それ以外なくない?論理的につぶしていったらおじいちゃんしかなくなったのよ。これ、実は元ネタがあって、KEYENCEから独立したM&A総研っていう会社があって、5年ぐらいで上場してるんですよ。


買うための能力を行使するよりも、売るための能力を行使するほうが手に入るものは大きい?


伊予柑:KEYENCEからでた、スーパー頭のいいマッチョが建てた会社なんだけど、M&Aを仲介して1件当たり6000万とか稼ぐ会社なんですね。M&Aっていうのは、会社の合併とか買収のことです。で、そのM&Aが、だいたいおじいちゃん狙いなんですよ。

地方には5億とか10億の会社があって、その会社をそのまま相続すると、息子が税金で普通に死ぬ。なので、うまいこと合併したりしません?っていうニーズがあって


ぷろおご:合併すると安くなるの?

伊予柑:たんに、放置するとやばいので。合併するともうちょっと扱いやすくなる。お金だったらまだ分散しようがあるけど、「会社の工場です。現金はないけど工場代5億円です。」とかまじで息子困るのよ。どうしようもないじゃん。

現金5億残してくれるならせめてやりようがあるけど、「会社です。5億」は地獄。おじいちゃんが売っぱらって、5億じゃなくても3億手元に残ってたほうが全然いい。


ぷろおご:財産としてはね


伊予柑:そう、財産として。M&A総研は地方のおじいちゃんマッチングをする会社なんだけど、ポイントがあって・・・

KEYENCEってスーパー優秀なマッチョ営業マンがいて、なんでも売れるわけですよ。なんでも売れる人が100人とれたとして、そいつらに携帯売らせてもしょうがないのよ。1件1万とか2万しか儲からないから

このマッチョを活かすにはいちばん高いものを売るしかないじゃん。どうせ営業コストなんて変わらないんだから。いちばん高い売り物はなにかって考えた時に会社。会社ならいっぱいあるなっていうのが社長の超偉いところ

ぷろおご:おじいちゃんの持ち物のなかで?

伊予柑:マッチョが売れる、日本にあるもので一番高いもの。飛行機は売っても1000万とかのはずなのよ


ぷろおご:そうね、たとえばコンサルって占い師じゃないですか。占い師はなんでも占えるんだけど、何を占ったらいちばん金になるかっていったら・・・

伊予柑:上場企業の将来を占ったら金になるって話じゃん

ぷろおご:HUNTER×HUNTERだな


型を身につけるとマジカルバナナが上手になる。過程がおなじなら、かかるコストもおなじなのか


伊予柑:20歳の女の子の話を占っても、出せる財布に限界があるじゃん。Livedoorこの先、どうしたらいいですか?とかは占い甲斐があるんじゃないですか?

ぷろおご:そっか、そういう解釈の仕方したほうがいいんだ


伊予柑:誰を占うにしても占うことに変わりはないし、それと同じように、マッチョマンが営業するのもどうせ同じ労力なのよ、だいたい


ぷろおご:念能力をどう使うかですね。「オレは操作系の能力なんだよね、なにを操作しようかな」って話だ

伊予柑:みんなそこを誤っちゃうのよ。うまく操作する方法にいっちゃうんだけど、うまく営業するのなんてどうでもいいのよ

ぷろおご:だって放出系の能力を磨くよりライフルを買ったほうが安いですもん、そういうことだよね

伊予柑:営業がやるところはどんどん減っていくわけで。なぜならプラットフォームでポチってやっちゃえば終わりになってくから

え〜、どうしようマッチョの使い道、って必死に考えて、おじいちゃんの会社を売ろう!という


ぷろおご:強い念能力ですね


伊予柑:この考え方を、多分みんなもしたほうがええよって話で、それはつまりぼた餅の下に行くってことなんですけど、どうせぼた餅の下に行くなら一番高くて一番うまそうなぼた餅の下に行った方がいいじゃん。そもそも行かないと手に入んないし。

YouTubeをやって儲けようとした時、アドセンスで勝負するんじゃなくてバックエンド商材で利益をあげたほうがいい。ロコンドの靴を売るヒカルとか、水タバコを売る恵比寿ジャップとかいるんだけど、5万円くらいか。儲けようとするなら、YouTuberがいちばん高く売れるものなんだろう、と考える

ぷろおご:YouTuberでいちばん高くものを売れるのはヒカルなんだ。若い子、あるいは学生がオレに憧れているという資本がある。そいつらになにを洗脳したらもっと高いものを売れるのか、おじいちゃんにどうやってつなげるか、マジカルバナナだ

伊予柑:これのあとにあるのがプログラミング教室20万円。高いものだと家とかさ、なんかかぎられてくるじゃん。保険とか証券とか

ぷろおご:100万円の情報商材とかね

伊予柑:女の子を売ってしまったYouTuberがこの前捕まっていたんですけど、それよりもサスティナブルなやつ

ぷろおご:結婚相談所やればいいのにね

伊予柑:ね

ぷろおご:結婚相談所合法なので


胡散くさすぎる…
でも、めっちゃ気になる、、


伊予柑:俺が一生懸命考えた結果が、おじいちゃんから1口100万円もらおう


最も高値で売ることができる者は、その価値を知り尽くしている者か?


ぷろおご:おれはなにをどうやってマジカルバナナしたらいいんですかね

伊予柑:まだ単価2万なんでね

ぷろおご:その発想はあまりしてこなかったから、糸口が見つかるような気もする。おれが今持っている念能力を再解釈して、抽象的にパッケージングしたあとに、それを高く売る方法を考える

伊予柑:結局、高いものってたかが知れてるので、家とか土地とかおじいちゃんとか会社とか、そっから考えるしかない

ぷろおご:おじいちゃんにつながるものはなにか


伊予柑:この話を、ほとんど同じようなロジックで銀行相手に真面目にして、「いいっすねそれだと投資信託のこの方がいいですかね」とかってわりと具体的な話ができた。そこで俺が付け加えた要望が、できれば税金がかからないものを相続したいんですよ。と

税金がかかるものは厄介じゃないですか。でも、おじいちゃんが持ってるブランドとか、人脈だったら税金はかかんないわけですよ。

うまく孫が「おじいちゃん、100年ぐらい山全部貸して」って言ったらもう貸してくれるわけよ。お金の価値は落ちていくから、本音をいうとお金よりも信用のほうをとりたいんだよね。

ただそれはパッケージするいい方法がなくて、ちょっと銀行になんかいい方法ない?っていうのをいま、聞いてるところ。そんなのあるわけないんだけど、やっぱり価値があるものをいただきたい。で、それを使うことによってみんなが豊かになる。

つまり、あなたの能力を使って手に入る、いちばん価値が高いものはなんですか?という話で、これはみなさんも考えていただきたいんですね



欲しいものがないと、欲しいものは手に入らない。欲しいものが人と人とをつないでくれる


伊予柑:あなたの能力を使って手に入るいちばん価値の高いものはなんですか?

ぷろおご:一回、手を出そうとしたのは空き家なんですよ。高くて、おじいちゃんが余らせてるやつ。親族もみんな処分に困っているから、ワンチャンくれるじゃないですか。

ただあまりに再利用のメソッドがなさすぎた。地方すぎるとむずかしいし、逆にまだいけそうなエリアだとくれないんですよ。孫本人じゃないと…

そういうむずかしさがあって、あんまり量産はできないとおもう。

そういう意味で考えられるのは結婚ですね。ガワを整えて、おれもちゃんと本気になって、客もちゃんとやるやついれたら、商品として高くなるし見栄えもいい。

あなたの能力を使って、手に入れられる一番価値の高いもの、この話以外にも使えそうなおもしろい観点ですね




伊予柑:ほぼ欲の話ですね。欲しいものがないと欲しいものは手に入らない

ぷろおご:結婚させたいなあ。やっぱりおもしろいじゃないですか。物語が進んでいって、子どもがうまれたり、そういうものを見つけなきゃいけない

伊予柑:俺は若者の魂が燃焼する瞬間の火花を見たいので、子どもの魂を集めまくってますが



ぷろおごが結婚を促進して、
そこでうまれた子どもの遊び場を伊予柑がつくる…?
なんだこの世界


伊予柑:地方の若者の魂を燃やしつくしたい。燃やす花火代を稼がねばならぬ・・・地元のおじいちゃんに寄付をもらって、そっちに名前を書いてもらうという


ぷろおご:なるほどな、結局どこにいてもすべておじいちゃんだな

伊予柑:日本はどこにいてもおじいちゃんなので、あきらめておじいちゃんの孫になろう


仲間を集めるには、必ずしもやりたいことや欲しいものが必要になるのか?


ぷろおご:孫になるしかないか。孫になるっておもしろいですね。この世界にはどんな孫がいるんだろう

伊予柑:今から18歳ぐらいを洗脳して孫になるんだ。オマエは孫になるんだってやっていけば、孫の演技はできるようになる。あとは舞台をうまくつくってあげればいける気がするんだよね

ぷろおご:そういう意味でも、きっかけはべつなんだけど養子についてはかなりいいアイディアだとおもってる

伊予柑:なにがいいんですか?
あなたが養子をとるの?


ぷろおご:おれは単純にヘンなことに興味があって、見たいじゃん。かつ、おじいちゃんの話であったように、金がまわるかどうかっていうのが、まわし続けるうえでは重要じゃん。ヘンなこととおじいちゃんのふたつが残ってて、

人と人がどうつながっていくかっていったときに、いうて恋人関係とか結婚とかどんどんむずかしくなっているわけで、いくら恋愛や結婚が流行ってくるとはいっても、抵抗があるじゃないですか。でも養子って、入り口はなんも変わらないんですよ。

感情が伴わなくても関係が結べる、ただの書類上の手続きなんだけど、やっぱり親と子だとなにかが変わるはずなんですよ


伊予柑:盃ですからね

ぷろおご:そういう意味でいうと、オレたち親と子になってからお節介焼いちゃうなあ、心配だし。みたいなのが発生しやすそう



伊予柑:とはいえ、最終的におじいちゃんからもらっても、日本のなかでまわしてるので富は増えないんですよね

ぷろおご:その資本を使って海外にいくってことですよね

伊予柑:日本の人件費が下がっていく、地方に仕事がないのであれば、地方に仕事を直接うむのが一番安いはず

ぷろおご:プレイヤーが増えますからね。プレイヤーが増えれば海外にも出てくしね

伊予柑:「海外にトライします、日本財団です」ってお金を集めると、いいことしてる感じになる

ぷろおご:そのへんのガワはいくらでも整えられますもんね

伊予柑:設計として俺はべつになにも悪いことしてないので。アスペっぽいショートカットはしてますけど

ぷろおご:そういう点でも養子はいいとおもうんですよね。つなげられるものがいっぱいある。まずSDGsでしょ…


外見と中身、どっちがだいじ?わかりやすい外見は多くの人の目にとまり、中身は人々の視線で磨かれる


伊予柑:なんかさあ、江戸時代っぽいパッケージにできないかな。
「つながりをつくる」


ぷろおご:それはおれも興味がある。どういうパッケージを流行らせられるかでもあるよね。変な話、リストをとる機関さえあれば団体なんていくらでも増やせる。いろんなガワを泳いでいけばいいじゃないですか。よくある高級フランスパン、高級食パンもそのひとつ。

そういう意味でいうと、養子は集めなきゃいけない人間の幅がそんなにむずかしくない。さみしい人だったら、普通養子縁組だったら、マッチングさせられるし


伊予柑:俺はエンタメの人間なので、できれば「おじいちゃAは3口買ったから、おじいちゃんBは4口どうですか?」みたいな営業をし、ヒエラルキーレースをさせ、おじいちゃんにはハラハラ見守ってほしいんですね。ウマ娘のように。やっぱ運動会たのしいじゃん


ぷろおご:孫ホストですね、1位にしたい

伊予柑:1位にしたい孫に5口…10口!そして、口添えに応じてビデオメッセージとおハガキが届くクラウドファンディングにするという

ぷろおご:地方豪族の息子・娘みたいなやつが客にいるんですけど、孫が野球をやってて、将来プロ野球選手になりたいんだって話をボソッとしたら、おじいちゃんが野球場をつくったらしいですよ。やばくないですか?


伊予柑:使い道がないのよ・・・
土地もあまってるし。

おじいちゃんもうちの孫のためにつくったんだっておじいちゃんつながりで自慢したい。だったらさ、もう仮想の孫でよくない?ソシャゲでよくない?


ぷろおご:それをいかにつくりあげるかですよね

伊予柑:だってさリアル馬に、競馬の馬主で1億とかだしてやるやつがいっぱいいるじゃん。人間でよくない?

ぷろおご:人間のほうがいいよね

伊予柑:そっちのほうがお金の使い道あるじゃん。この価値観を20年ぐらいかけてつくればいいんでしょって思ってる

ぷろおご:おもしろいですね。若いやつ集めて、陽気でいいやつを集めて、いろんなところに飛ばしまくれば、運気も上がる



孫:「今、ドバイにいます。投資家と頑張って話してきます!」


ぷろおご:そういうデッキもおもしろいですね。簡単な手書きのレシピだ

伊予柑:なにしろ、ほぼ投資コストが要らない


陽気さは通貨にもなる。どこでも使えるわかりやすい通貨


ぷろおご:最近、やっぱり陽気でいいやつを評価していて、陽気でいいやつは誰とでも仲良くなれる。

営業マンは物があって、それを売る能力を求められてるけど、仲良くなるのに営業能力はいらないじゃないですか。それで、仲良くなっちゃったら営業しなくても売れる

そういうふうに考えたとき、陽気でいいやつを遊びでどっかの箱にちゃんと通わせたら、そこのリストを取ってこれるし、金持ってるやつを見つけて、それでそこからスッていくじゃないですか


伊予柑:成功事例が1、2個、ちゃんとできるとみんな真似できると思っていて、俺は合法なルフィと呼んでるんですが


ぷろおご:多いですよね。それこそどの集団にも陽気でいいやつって必要じゃないですか。飲みの場、麻布とか行くと、いろんな界隈がいるんですけど、

極端な例でいえば仮想通貨みたいな流行りのほぼ詐欺みたいな仕事でひと稼ぎした集団にも、絶対が若くていいやつが必ずひとりはいるんですよ。

素性はただの学生なんだけど、ちょっと若くていいやつだから、なんかいい思いしてる。その枠のやつってどこにでもいて、よっぽど反社とかじゃなければリスクもほぼないし、どう若いやつを自分のところから入れ込んで、裏でこうしなさい、ああしなさいってやるかってのはある


伊予柑:KEYENCEの営業とおなじで、若くていいやつがアクセスできても売るもんがないし、その目的もない。なんだったらそいつらは金もいらんくらいなのよ

だって、若くていいやつだから奢ってもらえるし、そんなに欲もない。そこに意義をつけてあげることで経済をまわしたいというのがあって、それは一歩先、二歩先をちゃんと提示したらワークするんじゃねえの?と


ぷろおご:いいですね、デッキ作り。ドローソースだいじ

伊予柑:ちゃんと使わないと、手札があふれちゃう。金がほしいわけでもないので、どうせ余ってるんだからって金をまわすところまでもっていかないと

ぷろおご:おじいちゃんを着地点にするという発想になったわけですね

伊予柑:ほかにいいものがあればだけど、


仕事をもらうというつながりが、学生にもたらすものはなにか?


ぷろおご:伊予柑と若いやつをつなぐものはなんですか?


伊予柑:実は東京でオフィスを作ろうと思ってるんですよ。

6人座りの会議室がずらっと並んだプロジェクトルームが10個あって、そこに大学生を3人以上1組で、週1以上呼び、仕事を与え、3か月で卒業させる謎の部室を作りたいんですよね

ぷろおご:なるほど、卒業生になるってことね


伊予柑:そう。
で、卒業生がこういう仕組みあるんだけど、どう?って言って、新しく人を連れてきて、人の出入りは絶えることなく。これが東京でうまくいったらDiscord上で地方にざっとつくり、みんなひたすら普通の仕事をする。そんだけ

だって、みんな普通の仕事がしたいだもん。そのプロジェクトチームの成果発表会があって、「〇〇プロジェクトいいですね」とか言って友達になったらめっちゃいいじゃん?

そのなかで超優秀なやつだけが俺に呼ばれて、自民党とか遊びに行ってみない?みたいなことを言われる。以上


ぷろおご:なるほどね、孫ホストサークルを作るんですね。孫ホストサークルを作り、OBがたまにやってきて、ってことね

伊予柑:そう。最初からは行かない

ぷろおご:サークルいいですよね


伊予柑:たんに、インターンをができるサークル。もうテストケースはやっていて、それで1000万ぐらいYouTuberのグッズ作って売り上げたやつが、そのガクチカを持ってコンサルに就職した。それで俺も、ああ、よかった〜!って安心した。

そしたらそいつが後輩を連れてきてくれたので、そいつも1000万ぐらいの売り上げを立てさせ・・・

俺には一銭も入らんのだが、俺に対する感謝は募るじゃん。あとはこれを100人作ればいいんでしょ

ぷろおご:そしたら1、2人はずっともになると

伊予柑:仕事を作るですね

ぷろおご:量でごまかすんですね。サークルと量で、青森山田高校サッカー部みたいな


伊予柑:だってみんな青春したいだけだし100人いたら、ちょっとした仕事はまわせるから

ぷろおご:土台にそういうデッキが必要ですね

伊予柑:そしてなにも悪いことはしない。普通の仕事をまわす。なぜなら、就活で話せないネタは彼らにとっておいしくないから


ちょうどいい仕事をつくることは、すでにある仕事に適した人物を探すよりも難しい…?


ぷろおご:何年プランなんですかね

伊予柑:たぶん10年ぐらいで、わりといけてしまうと思う

ぷろおご:そっか、27歳が37歳になるもんね。結構な規模でやらないと大変ですね

伊予柑:規模は要る。ただ、一回制度ができちゃうとスケールするんじゃないかとは思ってる。大学生ができる程度の仕事を作るのがいちばん難しい。本当に今、Chat GPTでじゅうぶんだから

ぷろおご:新人にやらせることない問題ですね

伊予柑:なんにもない。これがいちばん難しい

ぷろおご:仕事ないよね、動画編集とか?

伊予柑:動画編集はガクチカにならんのよね

ぷろおご:なにがガクチカになるの?

伊予柑:やっぱりちゃんとチームワークで成し遂げました。とか

ぷろおご:部活ね。ラグビーですごい成績をおさめてたら採用しますもんね。「素晴らしい。きっと暴力性はあるんだろうが、ばれないようにやるんだな」ってなる

伊予柑:ゴールまで全部見えたから、あとはいい仕事を作るの一点だけで、ほかは全部まわるのよ。じゃあもう1年かけて学生向けの仕事を作ろうっていう

ぷろおご:なるほどな



ゼロコストでできることを続けてみて、数年後に見えてくるいちばん大きいことがゴールになる。ゴールの存在は社会や人との関わり方を考えるうえでどのぐらいの重要になるか?


ぷろおご:おれはなにを作ったらおもしろくなるんだろう

伊予柑:ゴールの設計からだとは思います。まわって、まわって、まわって桶屋が儲かるような

ぷろおご:おれは社会資本が好きですよね。友達がいっぱいいたほうが嬉しいし

伊予柑:社会資本があなたにこのペースで5、10年たまっていったら、いちばん大きいことはなにか?なんだよね

ぷろおご:社会資本って意外とややこしいですよね。全容がつかみづらいというか。そんなこともあるんだね〜みたいな感じのことがいっぱい起きる

ほんとうに運気なんですよね、狙ってなにかが起きるというか、高め続けるといつの間にか最近こういうイベントが多いな みたいな


伊予柑:RPGの運のパラメーターと近いです

ぷろおご:最近、あれですよ。公式ラインになにもしてない人からお金が送られてくるんですよ。もはや奢られてもいないの

伊予柑:なんでだよ・・・

ぷろおご:毎週のように15,000円ぐらいくれるおじさんがいて、絵文字とPayPayのリンクだけ送られてきて、

伊予柑:おかしいだろ!!

ぷろおご:わーいって

伊予柑:わーいじゃねえよ・・


ぷろおご:そういう運気。その人はおれのなんらかのコンテンツを消費してて、それがおもしろいから見てくれてて、たぶんそのアレで送られてくるとおもうんですけど

伊予柑:俺も10年ぐらいかけて運気を高めると、おじいちゃんから一口100万くるだろうなんですよ

ぷろおご:社会資本ですよね。ターゲットを絞った


買え!お金を払わされたくなければ、価値を認めて払う人にになればいい


伊予柑:大事なのは社会資本を貯めるという発想がない学生に対して、「最終的におじいちゃんから一口100万だから」ってよくわからないことを言っておくことで、

「そ、そうなんだ。このおじさん何言ってるかわかんないけど、まあいいことらしいし…」と思いながらやれるようになること。ソーシャルグッドで労働すれば、みんなハッピー


ぷろおご:TikTokの電話相談で、若い子がおれに相談をする。その相談内容は、それこそほんの些細なことだったり重大なことだったりして、おれは笑いながらこたえてて、その様子を見て自分に投影してるのかわからないけど、

とにかく若い子に寄り添う人間って少ないじゃないですか。どうしても吐き出せる相手も少ない。だから、そこにアクセスしてるところを見ただけで嬉しいのか、おれに金を払いたい人がいる。

子どもはお金を持ってないから、子どもにいくらギブをしたとて金はでてこない。TikTokの収益はゼロ。でも、ひたすら繰り返してやってると、たまたまそれを見たおじさんとかが「あの活動、オレはすごくいいと思うんですよね。ぜひ頑張ってください」って言ってお金をくれる


伊予柑:わかるけどね・・・


ぷろおご:いいことをしましょうっていう話になると、結局みんなが見えるところでいやらしくない程度に、確実に社会にとって悪くないことを続けていると、いいと思った人たちのなかにはお金があまってたり、お金を払うことに価値を感じる人がいて、お金をくれる

伊予柑:そうです

ぷろおご:それがおもしろい

伊予柑:いいことしましょうはもうできてるから、その100倍サイズはなんだろうな

ぷろおご:よりちゃんと見えるところでやるのもいい




インスタントな快楽にとらわれない者だけが恍惚のうちに物語を終わらせることができるのか


ぷろおご:おれはいい物語だとか、いいエピソードを量産すべきだとおもうんですよね。そのなかのひとつに、結婚がある。ふたりの関係がうまれたきっかけもそうだし、子どももうまれるかもしれない。そしたらおれはもう実質、親なわけですよ。

おれがつないだ結果できた子どもって、おれがいなかったら存在しないじゃないですか。そうなると、物語のうちでいちばん濃厚な人生そのものが生成されたってことだし

伊予柑:あなた、やっぱり直接的に子どもを救ったら?

ぷろおご:ちゃんとしっかり子どもと接するということなんだろうね

伊予柑:救うのが仕事を与えるなのか、友達をつくるなのか、いろんな救い方があるけど

ぷろおご:ちゃんとTikTokなのかな

伊予柑:救い方はいろいろありそうだけどね。あなたがアクセスできるマーケットでいちばん、善がでかいやつは子どもを救う、のような気がするな

ぷろおご:言い方はいろいろあるとおもうけど、子どもをこれまで多く救ってきたコンテンツってなんですか?

伊予柑:難しい。夜回り先生がパッと浮かんででてきたんだけど、

ぷろおご:それはなんだっけ

伊予柑:歌舞伎町で不良のやつの相談に乗って、いのちの電話をやったり、ケアしてまわる先生とか。子どもを無差別に救うだと、タイガーマスクの仮面を被って施設にランドセルを寄付した人とか、無差別に救うのは結構少ないんだよな

ぷろおご:無差別ってむずかしいですからね。無差別に見えたらおもしろいよね、意味わかんないから

伊予柑:それはやっぱりまだ手段で、善ポイントがたまりにたまった時にそこになにを置くかなんだよね

ぷろおご:デッキ効率がよくなりますからね

伊予柑:それまで善ポイントを貯めるのはドロソーを引いているでしかなくて、最後にコンボをバン!ときめて、気持ちよくなりたい

ぷろおご:フィニッシャーが足りないんですね

伊予柑:俺だとおじいちゃんも手段で、いっぱいをもらって結局、海外から日本に直接仕事だなっていうのがある。それはおそらく今だとゲーム作るとかなんだよね。10年、20年後のマーケットはわからないんだけど、

ぷろおご:なるほどね


伊予柑:という日本を征服する。ということで、俺の話はともかくとして皆さんも、いちばんでっけえゴールから考えると効率いいよっていう話でした

日本征服 完



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