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なぜ「酒と女とパチンコ」が必要なのか?【プロ奢voicy書き起こしvol.14】

この無料noteは、プロ奢ラレヤーのvoicy なぜ「酒と女とパチンコ」が必要なのか?(2020年12月23日公開)の内容をもとに作成したものです。

はい、どうも。
通算約3000人にメシを奢られてきたプロの奢られ屋こと23歳プロ奢ラレヤーといいます。

まれにラジオやテレビに出演したり、普段はtwittertiktokで集客をして、そこから依頼を受けて池袋駅の西口でメシを奢られたり、月698円の月額マガジンをやっていたり、こっそりオンラインサロンを運営したりしています。

この番組では、普段から多様な人類と接触し、あらゆる角度から観察をしている僕が、そこから得られた知見や考えなどを共有していきたいとって思っています。

また、この番組はまだスポンサーがいないので(voicy録音当時)金を払いたい人はぜひTwitterでDMしてください。

労働とストレスと経費と

今日のテーマは労働とストレスと経費についてです。

ちょっとややこしいんですが、

「働いているのにどうしてお金が貯まらないのか?」
「労働者たちがそんなに色々なことに散財するのはなぜなのか?」

そのようなアホなことをテーマに話できたらと思います。テーマがぼんやりとしていますけど、テキトーに話して、テキトーに聞いてもらえればな、と思います。


とても簡単な話なんですけど、時給制のアルバイトや就活して就職した月給制、あらゆる労働、なんで儲からないと思いますか?

なんで儲からないのかって言うとおかしいですけど、小学生とか中学生、高校生の時って、1万円もらったら嬉しかったじゃないですか。

嬉しかったし、1万円ってすごい大金だったわけですよね。

それをもらったらしばらく遊んで暮らせるわけですよ。もちろん実家に暮らしていて、生活に何もお金がかからないということはあるけれど

社会人たちが全額生活にお金かかってるの?って言われたら、そんなことないわけで、家賃10万円、ないし家賃・生活費込みで十数万円でしょ。

ということはまあ変な話、毎月数万円、4万5万、それ以上余ってるわけですよね。大人になると毎月5万円6万円、持っているのに足りないと感じるのはなぜか、ということについて考えて欲しいんですよね。

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多分そういう全然お金貯まらない人、全然儲かってない人って「そんな僕・私、散財してるかな?」「だって普通に生活してるだけだよ」って思ってると思うんですよ。

そこで、子供の時を思い出して欲しいんですけど、5万円6万円もらってるやつって、家が金持ちとか学校に一人ぐらい居たじゃないですか。そういうヤツって羨ましかったでしょ。

羨ましかったっていうか、「そんな大金何に使うん?」って思ったわけじゃないですか。実際何にも使ってなかったと思うんだけど、じゃあなんで大人になると急に「お金足りなくない?」ってなってしまうのかっていうと

そもそもの労働、働いてお金を稼ぐ、この過程で起こってることをよくわかってないからなんですね。

経費を差し引いたものが利益

例えば、雇われ仕事っていうのは大体時給1000〜2000円ぐらいだと思うんですよ、超専門家になると、5000円とかにもなると思うのですが

その仕事をすることで何を売っていくらもらってるかっていうところに対する理解ってどれくらいあるのかなって思っていて

ほとんどの人は「時給だから私は今1時間とお金を交換したんだ」「僕は今1時間を雇用主に渡すことで1000円もらったんだ、2000円もらったんだ」と単純に考える人がいるんですけど、実際は全然そんな単純な話ではない。

とはいえ、そんな難しくはないんだけど、実はそのお給料・報酬の内には隠れた「経費」があるんですね。

経費がわかんない人もいるかもしれないですけど、仕入れてくるわけじゃないですか。例えば何かを売って利益を出した時にその売り上げ全額儲けじゃないですよね。

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たとえば、ゲームゲームソフトを5000円で売った時に、丸々5000円が儲けではないですよね。

ゲームソフトをブックオフかなんかで買ってくるとか、仕入れが必要で、売るためにかかったものを売り上げから差し引いた分が利益なわけでしょ。

ということは、すべてのお給料だったり報酬だったりそういものは本来、売り上げで、しかもそこには経費がかかってくるはずなんですよね。

それが「1時間」だったり、「目に見えないもの」だったりすると、人間はその経費を存在すら認知できない。存在していることすら気づけないということになるんです。

苦痛は見えない経費

僕は、多くの「いくら働いてもお金が貯まらない人」あるいは「全然儲からない人」が見えていない経費は、ズバリ「苦痛」だと考えています。苦痛は見えなくても感じていると思うんですよね。

1時間何かをして1000円もらう時に「何をするか」って結構大事じゃないですか。大変なことを1時間ずっとやって1000円もらうのと、1時間なんとなくボーッとして1000円もらうのって全然違う。

だけど、ほとんどの人は「何をするか」について、向いてる仕事と向いてない仕事があるよね。と、それぐらいしか考えていない。

全然違うわけですよ。だって「苦痛」っていう経費がかかって1000円しかもらえないっていうのと、経費がかかってないで純利益1000円っていうのではビジネスとしてまったく違うんですよね。

何でお金が貯まらないか?って、経費がかかってるからなんですよ。

で、苦痛・ストレスっていう経費はどうやって清算すると思いますか?

酒、タバコ、女、ギャンブル、パチンコ、競馬…

何でもいいんですけど、これをやることによって、人間は自分が今まで感じてきた抱え込んできたストレス・苦痛を清算しようとするんですよ。

思い当たる節ないですか?

例えば飲み会で1万円払ったり、1日働いてその労働による疲労を回復するためにストゼロ飲んで、みたいな。

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そりゃあ儲かるわけないよね。当たり前じゃないですか。

当たり前なんだけど多くの人が気づいてなくて、快楽を求める原因のほとんどって、苦痛を清算しなきゃいけないからなんですよね。

そもそも苦痛がなかったら、「それ、やらなくて済むよね」というようなことが実はたくさんあって、コストを多くかけてしまっているんですよね。

時給1000円で3時間働いて3000円儲かった時に、「あ〜疲れた」って家帰って余計な酒飲んで余計なツマミ買って、それだけで変な話、人によって赤字なんですよ。

簡単な話なんだけど、それを理解しない人が結構いるんだろうな、という風に思ったので、今日は苦痛を生産し、苦痛を清算するために発生する経費について話してみました。

「快楽」はそんなに要らないですからね。好きなことってそんなにしなくてもよくて、好きなことしないといけないのは、嫌なことを何かしらやってるからなんですよ。

僕みたいに苦痛のない人って別に好きなこともしなくていいんですよね。ダラダラしてればいいのでね。

いかがだったでしょうか?

最近youtubeにvoicy載せたりしていて、よかったらtwitterとかにシェアしてくれれば嬉しいです。

あとvoicyにコメントとか質問とかあれば、なんかまぁ気が向いたら見ますという感じですね。

今日はこれで終わり、バイバイ

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