「生殺与奪の権」は3分の1【プロ奢voicy書き起こしvol.15】

この無料noteは、プロ奢ラレヤーのvoicy 「生殺与奪の権」は3分の1(2020年12月29日公開)の内容をもとに作成したものです。

どうも。通算約3000人にメシを奢られてきたプロの奢られ屋こと23歳プロ奢ラレヤーと言います。

稀にラジオやテレビに出演したり、普段はtwittertiktokで集客をしてそこから依頼を受けて、池袋駅の西口でメシを奢られたり

月698円の月額マガジンを書いていたり、こっそりオンラインサロンを運営したりしています。

この番組では普段から多様な人類と接触し、あらゆる角度から観察をしている僕が、そこから得られた知見や考えなどを共有していけたらと思っています。

そしてこの番組はまだスポンサーがいないので(収録当時)、やりたいやつはtwitterで名乗り出ろ。

生殺与奪の権は3分の1

今日は「生殺与奪の権は3分の1」というテーマでやっていくのですが、つまり何が言いたいかというと、経済的な話です。

これもまた「お金」の話で、voicyで僕はよくお金の話をする傾向があるようですけど、複雑な話じゃないのでササッとしていきたいですね。

人間ってやっぱり給料っていうものに縛られるじゃないですか。総体的に「毎月の収入がどのくらいあるのか」というところに、生きる上での指標を縛られやすい傾向にあるんじゃないかな?と僕は思います。

僕自身は比較的、そんなに縛られてないと自覚していて、「お前ってお金に縛られなくていいよな〜」とか「お金のこと全然気にならないんだな」そういうふうに周りに思われていたり、言われているとは思うのですが

僕の性質として、こだわりのある部分と無い部分の落差が激しいというのがあって、それで「数字から得られる喜びが少ない」というのは確かにある。

それでも、「お金という指標に縛られないためには」ということについて
ちょっと考えを巡らした時に、自分の中で考えが深まったので、今日は共有していきます。

全部をひとつにしない

というのも、「3分の1」なんですよ。全体を3つに分けたうちのひとつ。

これは政治とかもそうだし、色々ところで採用されてる重要な考えなんだけど、3分の2は全体の過半数じゃないすか。

ということは、3分の2に逃げられたらダメなんですよ。だから、何か仕組みを作る、維持するにあたって、3つに分けるというのはとても王道スタイルなんですね。

3つに分けることで力を分散させて、均衡をとるのです。三角形を意識して使ったり、三権分立とかもそうでしょ。

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それは政治だけでなく、サラリーマンなど労働者や生活者が、収入や生活基盤の3分の3、全部をひとつの会社や人間に頼りきっていると、どうなるか?

つまり依存先がひとつしかない人、実家住みのニートとかもそうなんですけど。「こいつに見限られたら俺の人生が終わりだ」という状態になります。それを最近流行りの漫画とかでは生殺与奪の権と言ってましたけど

自分の生死を左右する権利を他人が持っているというのは、人間やはり、どうしても不安になると言うか

危機的な状況であって、危機的な状況であることが普通になると、色々と他の事についてのアンテナも弱まってしまう。そんな悪影響があるんじゃないかな、と思っています。

質のいい収入

で、その中で大切にすべきことは何かなと考えた時に、社会構造的にどうしようもないというのもあるとは思うんですけど、理論上はやはり3分の1なんですよ。

例えば…当たり前の話だし「できたらやってるよ」と思うかもしれないんですけど、毎月15万円をひとつの収入先から手に入れるよりも、月5万円を3箇所から貰っている状態の方が同じ月収15万円なのに、なんか安心しませんか?

安心というか「質のいい15万円だな」って思いませんか?

というのも、ひとつの会社から15万円もらっていると、「お前クビ」「お前気にいらねえ」となったり、あるいは「この会社やだな」「この職場なんか人間関係めんどくさくなってきたな」などで、失業したり精神的な負荷があったりして、危機的な状況に陥りやすいということですよね。

そこで、「3分の1」というルールを常に意識して、収入を分散させていると、失業・倒産・精神的苦痛、色々な状況に見舞われた時に「まあ3分の1だし、残り3分の2あるわけだし」となる。

3分の2が残るってことは過半数が残っているというわけですからね、そういう状況にある時に、自分の生殺の権は他人に渡してないと言えると僕は思うんですよね。

もちろん、コロナとか世界中ダメだ、全部なくなりましたとか、そういう運の悪いパターンはあるかもしれないんだけれども、それでもひとつの場所からお金を受け取っていたり、生活基盤をもらっている状態よりもリスクは低いですね。

3分の1は、リスクヘッジになってるわけですね。だから僕はとても大切にしているし、そのおかげで良かったなと思うこともたくさんあります。

3分の1に収めているからこそ、生活基盤をくれたり僕に奢っている奴らに対しても中指立てられるんですよ。

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別にお前の金どうでもいいんだぞ?って思ってるし、そう言えるわけですよね。

これがやっぱり3分の3頼っていたら、もしかして僕でも「ちょっとこいつと
仲良くしといた方がいいかもな」と思ってしまうかもしれないわけですよ。多分無いですけどね。

やっぱり3分の1というルールは、理想論かもしれないですけど、それは大切にできたらいいんじゃないかな、と僕は思ってます。

正社員で月15万円稼ぐより、Uber Eatsで5万円稼いで、コンビニで朝5万円稼いで、日雇いで気の向いた日に月5回働いて計15万円稼ぐ方が健康的なんじゃないかな?と僕は思っています。

それに、そういう人もだんだん増えているような気もしますね。

そんな感じで、僕は3分の1ルールを大事にしています。
(ジョジョのミスタじゃないですけど好きな数字にゆかりを持たすみたいなアレです)

いかがだったでしょうか?今日もお金の話をしてみたのですが、もし面白かった人は、是非コメントをしたり、twitterで感想をシェアしたり、あるいは、スポンサーになってみようとか

スポンサーって言ってもいくらかわかんないけど、1回あたり7000円とかね、小銭でできると思うんで、よかったらよろしく

というわけで今日は金の話しました。終わり、バイバイ

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