「好きなことでお金を稼ぐ」ために始めるべき事とは?【プロ奢voicy書き起こしvol.11】
この無料noteは、プロ奢ラレヤーのvoicy 「好きなことでお金を稼ぐ」ために始めるべき事とは?(2020年12月20日公開)の内容をもとに作成したものです。
はい、どうも。通算約3000人にメシを奢られてきたプロの奢られ屋こと、23歳プロ奢ラレヤーといいます。
まれにラジオやテレビに出演したり、普段はtwitter、tiktokなどで集客をして、そこから依頼を受けて池袋駅の西口あたりでよくメシを奢られたり、
月698円の月額マガジンを書いていたり、こっそりオンラインサロンを運営したりしています。
この番組では、普段から多様な人類と接触し、あらゆる角度から観察をしている僕が、そこから得られた知見や考えなどを、共有していきたいと思っています。
そしてこの番組はまだスポンサーがいません(voicy収録当時)。1件あたり1万円とか月20万円とかでやりたい人がいたらぜひ今後はノートにこの記事を投稿したりとか、youtubeに転載させたりとか、そういうこと考えてるのでお得なんじゃないかな、という感じですね。
はい、やりたい人がいたらtwitterとかでDMしてください。
「好きなこと・自分の力でお金を稼ぐ」について
今日は商売について喋っていきたいなと思っています。
商売について、と言うとちょっと広すぎるんで、いわゆる最近流行りの「起業したい学生」について
アルバイトや企業に就職をしてお給料をもらうような、そういうお金の稼ぎ方じゃなくて「自分の力でお金を稼ぎたい」とかね
僕は最近、tiktokライブで電話相談を受け付けてるんだけども、「好きなことで稼ぐ」「自分の力で稼ぐ」という働き方をしたいという人、特に学生が多く見られるんで、それについて扱っていきたいと思っています。
小学生の頃から商売人だった
それでですね、商売の話をする上で、僕が「どういう商売をしている商売人なのか?」っていうのを理解してもらう必要があると思うんで、まず自分語りからやっていこうかと思うのですが
現在僕は、最初に説明した通りよくわかんない仕事で飯を食っています。
もちろん就職したりとかアルバイトをしたりとか、そういうことはほとんど、いや、一切しておらず
18歳あたりで家を出てから、ずっとこんな感じで生きているんですが、今こそ意味不明なことやってて、なんじゃこりゃって感じですが
僕は、実は小学生から商売をやってて、「起業して生きていきたい」とかそういうことじゃなくって、小・中学校ともある時点で気が付いたら商売をやっていた。
僕は今23歳なので、ちょうどカードゲームの世代だったんだけど、その当時お小遣いが月300円とか500円とかで、
周りの子たちが少なくとも1000、2000、3000円ぐらいもらってるところで、僕はちょっと少なかったので、なかなかカードゲームをやったりする上でお金が足りなかったんですよね。
それで、どうしよう?というところから、色々やってきた人間でして
今日は、僕が小学生の時代にやっていた「しょぼいビジネス」を絡めて皆さん、これから何か自分で商売を始めようという人に、何かタメになるような話ができたらな、と思っています。
駄菓子屋の錬金術師
今の時代、駄菓子屋さんがどれくらいあるのか知らないですけど、僕は埼玉県生まれで、当時近所には2、3軒駄菓子屋さんがあった。
ちゃんとやっていたのは2軒くらいで、僕が小学生の時に行った駄菓子屋は色々とお菓子が置いてあるのと別に、ゲームが置いてあるんですよ。
10円玉を入れて、途中に穴があってそこに落ちてしまうとゲームオーバーなんだけど、うまい力加減で10円玉を弾いてゴールにまで落とせたら、最低20円券、50円券100円券と色の違う板が出て、それと駄菓子が交換できるゲーム。
まあ、20円以上の引換券が10円で手に入るかもしれないというゲームで、駄菓子を買う小学生はそこに10円入れて、ゲームをやってから買い物したりするわけなんですけど、僕はそれを現金化していました。
というのも、引換券が出る以上10円はもうなくなってしまうので、駄菓子と交換するしかないってのが、一般的な考え方なんですけども
20円券なんだから、20円の価値があるわけじゃないですか。
で、駄菓子を買いたい人には、20円の引換券と10円玉と交換すればいいだけの話で、そうすると現金で10円が20円になるんですよ。
それをただ単に繰り返しやっていただけなんですが、引換券が貯まっていく。
それを手作業で捌くのは難しいので、どうやって引換券で儲けたかというと、遠足の時期まで貯めておくんですよ。
駄菓子屋さんって遠足シーズンになると需要が高まるじゃないですか。
だから学校に引換券持って行って、例えば一人当たり300円が遠足の予算だったら「300円分の引換券を280円だ」とか言うんですよ。
小学生にとって20円というのは大きな額で、その20円欲しさにみんなが交換してくれると、僕が今まで貯めてきた分を一気に現金化ができて
それって倍々ゲームですよね。10円はもう完全に20円になっちゃう。
ずっとやってると駄菓子屋の玉入れゲームもそんな難しくないので、ほぼ当たっちゃって、ゴールまで行けちゃうのでそうすると2倍になってしまう、というのをやっていて
まあ、とはいっても、資本はもう10円玉なので、そんな2倍って言ったって大した額にならなくて、時給で言えば100円に満たないぐらいかな。
時給100円ぐらいのクソビジネスなんですが、それでうまいこと取引して、お小遣いを小学生の時に稼いでいて、後半の方になると自動化できた。
僕の学校には障害を持った子供が入るクラスがあって、そこに仲の良い奴がいたので、そいつにうまいことお小遣いあげてパチンコをずっとやらせる。
10円のゲームを代わりにやらせて、僕は何もせずに金儲けをしたんですが、それはケタが違うだけで、やっていることは構造的に商売の本質と同じなわけですよ。
時給0円でもやれますか?
ただ時給で考えたら、アルバイトをした方がいいんだけど、当時の僕はまだ子供でアルバイトもできないわけですよね。
コンビニで働かせてもらえないわけで、そういう状況だったからこそ、時給100円の仕事を熱心にやって、自動化まで持って行けたんですけど
結局、何が言いたいかっていうと、すごく簡単な話で、大体自分で仕事を作ろうと思うと、最初の時給は100円ぐらいなっちゃうんですよ。
だからみんなアルバイトするんですよ。なぜならアルバイトをしたら、セブンイレブンで立ってるだけで時給1000円がもらえるから。そっちのがお得じゃないですか。
なので、好きな事を仕事にしようとしたり、あるいは面倒くさくないことを仕事にしたりしようとすると、とにかく時間対報酬・給料・パフォーマンスっていうのかな。
1時間働いてそれに対していくらバックするか、お金がどれだけ入ってくるか、自分で仕事を作る場合、低いですよ、低い。全然儲からない。
ユーチューバーもそう。収益化しなかったら0円といういう世界なので。
だから僕の立場としては、本当にそんなにお金欲しいんだったら、生活するためのそこそこのお金が欲しいんだったら、就職したりアルバイトした方がいいだろう、と思います。
やるとしても、時給100円から、あるいは時給0円からスタートする、それでもやっていきたいかっていうのが大事だと思っていて
技術云々、やる気云々、ビジネスモデル云々とかそういうことは全部二の次で、もう二の次三の次四の次なんですよ。
ただあなたが、もし今何かをやっていて、それがyoutubeだったり、ブログだったり、なんでもいいんだけど、それを時給0円でもやりたいですか?あるいはやっていられますか?
僕はお金が欲しかったから、駄菓子屋でビジネスしたんだけど、途中から単純に面白かったり、あとは自動化できて何もやんなくて済むようになったりしたからこそできてたんですよ。
そういう気持ちになれますか?っていうのがまず大事かな、っていうふうに思います。
時給100円でもやれますか?
時給100円からどれだけ続けられますか?
それで時給100円を時給1000円にするまでいうのは、大概ものすごい時間がかかるだろうし、苦労するし、センスも要りますよっていうのはひとつ、僕の意見ということで。
これを聞いた、「お金を自分の力で稼ぎたい」という人は、時給100円でもいい?って言われた時にセブンイレブンでアルバイトしようという結論になることを願っています(笑)
はい、そういうことで、そうじゃない人は頑張ってください。
という感じで今日は早口で僕の昔の話と、時給1000円のセブンイレブン
めちゃくちゃすげー!大企業ありがとう!っていう話をしました。
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