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デマを広めるのは誰か?【ぷろおごvoicy文字起こしvol.41】
この記事はプロ奢ラレヤーのvoicy「デマを広めるのは誰か?」(2021年3月7日公開)を元に作成しました。
はいどうも。プロの奢られ屋やってます。
過去累計3000人にメシを奢られてきた浮浪者が、意味不明な独り言を垂れ流すだけの配信となっております。
物好きな人には気にいってもらえるかもしれません。
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今日は川沿いからお送りします。
釣りアカ職人に学ぶ
僕は奢られながら生活をしているわけですが、今日は奢りにきたSNSの釣りアカ職人にまつわる話をしたいと思います。
釣りアカっていうのは、人の感情に火がつくようなこと、嘘などをあえて言ってメンションや反応を集めるようなアカウントのことです。
詳細は「ぷろおごマガジン」の奢ログをどうぞ。
今日は「嘘を広める人」ていうのは誰なのか。そのことについて話していきたいと思います。ポスト・トゥルースなんて言葉が流行ったりしましたね。
この嘘っていうのはデマだったり、いわゆる流言、根拠のない噂話のことで、今だとコロナにまつわるものをよく見かけますね。
嘘が広まってそれを信じる人がたくさんいるために、その温床となっているSNSを母体であるTwitterやFacebookが警戒して監視している。
デマや嘘っていうのは広がっていくものだから、その大元、嘘をついている人の実際の数は、それを広めている人に比べたら少ないですよね。
非常に沢山の情報が溢れていて、何が嘘で本当なのかもよく分からない世界なわけなんですが、デマを広めてるの誰なの?という話をしていきます。
正義感の強い人
彼が言ってたのは正義感の強い人。
正義感の強い人がとにかく広めてくれるんだ、というようなことを言っていましたね。
学校には、学年に1人ぐらいすごく真面目で、風紀委員長のような役割の人が一定数いますよね。
100〜150人の中の1人、学校に1人だったらいいですけど、それが日本規模になると何十万といるわけですよね。
そのくらいの割合で正義感の強い人、間違っていることが許せない人がいるわけです。そう考えたときに、そういう人たちがTwitterをしていて、「これはよくない」とか怒って、積極的に嘘を広めてくれるんですよね。
釣りアカ職人は、とにかく正義感の強い人に広めてもらえるように、彼らが「許せない」とつい反応したくなってしまうようなツイートをするわけです。
そんなことを聞いて、そうだよね。と納得しつつ、虫媒花を連想しました。
虫媒花っていうのは、花粉をミツバチなど虫に運んでもらって受粉する花なんですけど、甘い蜜を提供する代わりに花粉を運んでもらっているわけですよね。
「こんなの許せない」と言っている人たちは、デマを広げないために反応しているんだとしても、実は加担させられていて、不本意ながらデマを広げていたりするんですよ。
ニュースでトランプ氏を偽った詐欺で50万円取られた人がいたとかいないとかありましたけれども、
「許せない!」「嘘だ!」と言う前に「これってそもそも釣りじゃないの?」とか「明らかなデマじゃないの?」とか、反応する前に一歩立ち止まって考えてみる、というのは大事なんじゃないかと僕は思いますね。
正義感や倫理観の強い人が狙い目だと言っていたので、嘘を広めたくない正義感の強い人は、特に気を付けた方がいいんじゃねえかな、と思いました。
今日はおごりに来た人の話でした。
このシリーズたまにやっていきたいと思いますが、よかったら「ぷろおごマガジン」も見てみてください。
よろしくどうぞ
バイバーイ
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