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桜の木と奇跡講座

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これは娘がキンダーガーテンの時に描いた桜の木だ。

娘たちの通う学校では、春休み前の3月になると、子供が日々学んでいること、取り組んだプロジェクトについて親に紹介する生徒主導の面談(Student led conference)が開かれる。

少し興奮しながら案内をしている娘が、自分の絵はこれだよと指さした瞬間、正直少しがっくりしたのを覚えている。

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こんな桜の絵が並ぶ中、娘の桜の木はぐちゃぐちゃにしか見えなかったから。

後日、娘が作品を持ち帰ったとき、これは桜の木を上から見た絵なんだと嬉しそうに話してくれた。私の頭にがつーんと雷が落ちた。

ある決まった視点だけから物事を見ている私がそこにはいた。

*奇跡講座より
私が見ているものに何の意味もない
見ているものに意味を与えたのは私だ
私が見ているどんなものも理解していない
私の考えには何の意味もなく、見ているものも同様に意味がない。
なぜなら、その中に私は過去だけを見ているから。

あれから5年、ずっと桜の絵は玄関に飾ってある。



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