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冒険ワークショップをやろうかと思っている

冒険研究所書店を2021年5月に初めて、そろそろ丸3年になる。

これまでの経験や知見を社会にも広げていくために、冒険ワークショップのようなことを考えてみようかと思っている。

冒険のステップとしては、まず ①主体的に計画 を行い、次に ②計画の潜在的な危険性を予測 して ③自分の能力が計画に対して対応可能か を判断し、ようやく ④準備 を行い ⑤計画を実行 する。そして最後に、その結果を ⑥何かしらの形にまとめて報告する

その一連の流れを、私やゲスト講師の話を元に考えて「自分の冒険」を行う。

思い返せば、自分が小学生の頃、友達と自転車で見知らぬ土地まで行って帰ってくるのは大冒険だった。

朝家を出て、夜になるまでに帰ってくる。道路地図を見ながら行き先を考え、道があっているかと不安になりながらペダルを漕いでいく。

目的を達して帰ってくると、何だか自分の世界が少し広がった気がした。

冒険というのは、それぞれの立場で自分の能力の限界の、ほんの少し上に挑戦して、その限界値を高めていく過程にこそ楽しみと醍醐味がある。

普通の子供達、大学探検部、サラリーマン、定年退職者、皆それぞれに挑戦できる。

冒険家と呼ばれるような人たちが、どんなメンタリティで上記のステップを踏みながら、計画を実行していくか、そして最後にそれをどのように発表するか。

それを、参加者それぞれが自分で自分なりの冒険を計画し、実行していく、そんなワークショップを冒険研究所でやりたいな、と思っている。

北極やヒマラヤに行くことだけが冒険じゃない。

小学生が自転車で日帰り旅に行くことも、大学探検部員が一ヶ月の海外遠征に行くことも、サラリーマンが2泊3日の山行をするのも、それぞれが冒険だ。

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