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私の著作は現在4作

改めて、私の著作は現在4作。

2013年に講談社より出版した、私の初著作「北極男」が、2023年に文庫になり、山と渓谷社から「北極男 増補版」として出版。

普通の若者だった私が、大学を中退してバイト生活を送っていたある日、テレビで偶然知った極地冒険家が「来年は、素人の若者たちを連れて北極を歩く」という言葉に触発され、初海外旅行、初アウトドア経験でカナダ北極圏700kmを歩く。

2000年の初めての旅から、2012年の北極点無補給単独徒歩到達の1回目の挑戦までをまとめた、私の若き北極まみれの日々。

「北極男 増補版」
https://www.bokenbooks.com/items/80553290


「北極男」の続きとなるのが、2019年にKADOKAWAより出版した「考える脚」

2014年の、北極点無補給単独徒歩到達挑戦の2回目の顛末。

2016年の、カナダからグリーンランドへの単独行。

2017年から18年の、南極点無補給単独徒歩到達。

3つの遠征をまとめたもの。

「北極男」は、旅の要素が強いが、こちらはゴリゴリとした「冒険」の中身がよく分かるはず。考え方、手法、北極の難しさ、南極の簡単さ。

第9回 梅棹忠夫 山と探検文学賞受賞作

「考える脚」
https://www.bokenbooks.com/items/47787087


2022年に私が物語を書き、井上奈奈さんが作画を担当した絵本「PIHOTEK 北極を風と歩く」

北極を歩く1日を描く。ソリを引き、揺れ動く北極の海上を歩く「ぼく」は、動物と出会い、その夜テントの中で不思議な「音楽」を聴く。眠りに落ちると、意識と無意識、生と死、主体と客体の「あわい」に飛び出し、そして風に交わり、北極の空を飛ぶ。命とは何か、主体とは何か、風に仮託して語る。

特色インクを4色使用し、特色のみで表現された発色は、唯一無二の色彩感覚で読者を異世界に連れ出してくれる。

第28回 日本絵本賞大賞受賞作。

「PIHOTEK 北極を風と歩く」
https://www.bokenbooks.com/items/63798117


冒険家がなぜ書店を始めたのか?

何度も尋ねられるその質問に答えたのが「書店と冒険」

「冒険家が書店を始めると「どうして書店を始めたのですか?」となぜこうも質問を受けるのだろう。」

その一文から始まる思索は、機能と祈り、主体性とは何か、冒険や探検とは何か、読書と冒険の共通性、そのようなキーワードを掘り下げていきながら、本を読むこと、書店の役割、人間の社会的な機能と祈り、知的情熱の肉体的表現などを考えていく。

「書店と冒険」
https://www.bokenbooks.com/items/69131856

現状は、この4作が出版済み。


現在「考える脚」のその続きとなる、2019年の若者たちとの北極冒険を一冊にまとめ中。こちらは秋から冬には出るはず。

また、もう一冊も執筆中。お楽しみに。

全て、冒険研究所書店オンラインストアにて、ご希望の方にはサインを入れてお送りします。

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