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岩波書店「図書」2023年1月号に寄稿した文章です。 読書との出会い、冒険との出会い。そ…
探検とは何か 今から100年以上前の1911年12月。ノルウェーの偉大な探検家、ロアル…
ここ最近は、本ばかり読んでいる。2月下旬から、イベント事や講演などがことごとくキャンセル…
鈴木大拙「日本的霊性」を、この半年くらい読み返している。 鈴木大拙は、1870年に石川県…
菊池寛の短編小説「恩讐の彼方に」を読んだ。 200ページ余の一冊に10編が収められている…
昨年出版しました拙書「考える脚」が、第9回 梅棹忠夫 山と探検文学賞を受賞することが決まっ…
弓術を学んだドイツ人オイゲン・ヘリゲル著「日本の弓術」が面白い。 100年ほど前、日本の大学に教師として赴任したドイツ人哲学者が、本格的に弓術を学びやがて免許皆伝を得る体験記。 最近、冒険探検を考える上での「覇権主義に根差す西洋的探検のコンテクスト」から、東洋的日本的な動機付けの本質を知りたいと思っている。 そんな中で出会った本であるが、私が興味を覚えた一節を紹介する。 「弓術は、弓と矢をもって外的に何事かを行おうとするのではなく、自分自身を相手にして内的に何事かを果
文化庁長官や、国立新美術館館長などを務められた人類学者の青木保さんによる著書「文化の翻訳…
ロバート・M・パーシグ著、五十嵐美克訳「禅とオートバイ修理技術」を読んだ。 1974年に…
ショウペンハウエルは、今から200年ほど前のドイツの哲学者。 それにしても、なぜドイツに…