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本が出ます①「13歳からの『ネットのルール』」をちょっと公開

 全国の中高生から寄せられた、ネットに関する本気の一問一答13歳からのネットのルール」が、11月17日メイツ出版より発売されます。
 中高生✕41人の疑問・質問に答えつつ、保護者さんからのお悩み相談まで収めたブラボーなこの1冊。何とメイツ出版のご厚意で一部を公開できることになりました。子供たちは今、ネットにどんな疑問を持ち、何を知りたがっているのでしょう、さっそくご覧ください!

目次

有名人と友達になりたい

憧れのタレントと仲良くなりたい。 ネットを使えば友達になれますか? 何か方法はありませんか?

 憧れのタレントと仲良くなりたい、どうにかできないか、と考えている人は、当然ですがたくさんいます。つまりあなたの競争相手、ライバルは大勢いるのです。握手会だって、そこに参加している人はみな「仲良くなりたい!」と考えているんですから、そのライバルたちを出し抜くだけでも至難の業。ではどうしたらよいのか。
 そもそもライバルがたくさんいる方法で戦っちゃダメです。勝率が下がります。せっかくチャレンジするなら、勝てる可能性、欲しい物が手に入る可能性が高い方法で戦うべき。あのタレントと仲良くなりたい、という発想は一度捨てて、憧れのあのタレントは、どうしたら自分に興味をもつようになるか、そんな発想でいきましょう。そのほうが、勝てる確率が上がります。

有名人

イラスト:YAGITwitter

 これは、あくまで一例ですが、例えばそのタレントの過去の話題や取材の服装、会見で答えた内容などを正確に(権利侵害にならないよう注意して)網羅したコンテンツ、そのページを見れば、その人のすべてが正確にわかるようなコンテンツを作ると、何が起きるのか……。最終的にそのタレント本人が見に来ます。なぜなら本人にとっても、仕事をする上でそのページは便利だから。そして握手会で「あのサイト作ったの私です」なんて伝えれば、その瞬間ライバルと相当な差がつきます。「あの情報も追加して」なんて言われるかもしれません。ただがんばるのではなく、ちゃんと戦略を立てて挑みましょう。

実はこれ、講演後の「なんでも5秒以内で即答する質問コーナー」で、かなり頻繁に聞かれる質問です。私が子供の頃は、そもそもそんな発想自体なかったので、SNS時代ってそういうことなんだな、と思いながら答えています

続いての質問は「AIが仕事を奪う?

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