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「ヒロインたちの聖書物

今日の一冊!

「ヒロインたちの聖書物語」

一応クリスチャン家庭で生まれ信者の端くれである。物心着いたときは「キリスト教」が当たり前であった。学校もミッション系だったので、聖書の授業があり、最低限の聖書の知識があると思っていた。ただ一度は聖書通読したことはあるが、真剣に聖書に向き合ったことはなかった。どちらかというと、聖書を一字一句理解し賛同しなくてはいけないという認識が強く、その分「読んでもよくわからん」という思いがあり、向き合わずに今に至る。

ただ最近、このような聖書に関する本を読むようになり、もっと自由に聖書を読んでいいということを学び、向き合うために通読を開始した。


自由に読むというのはつまり

「わからない」

「この登場人物は可哀そすぎないか?」

「このメイン人物の行動は酷すぎるのではないか?」

等など「疑問を持つ自由」を認めて読むと、物語が生き生きとして感じることが出来る。


そこで、この「ヒロインたちの聖書物語」である。

この男女平等が叫ばれる時代に、聖書の女性の描き方は、人によっては誤解を与える可能性があると思うので、ヒロイン視点を学ぶのは大切である。

また聖書の登場するも、その後の物語が書いていなかったり、そのあまりメイン人物でない人に焦点をあてているのが面白く、一気に読めた。また聖書に引き続き向き合い、このような聖書関連本も読んでいこうと思う。


この本の続編があったら購入しようと思うので高評価なのだが一点気になるというか僕が無学なのかも知れない。

文章が「最初」「彼女」というのをずっと、漢字変換せずに、平仮名で「さいしょ」「かのじょ」と書かれている。これは編集のミスではないだろうから、何か意義があるのだろうが、ネットで検索しても良くわからなかった。


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