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【Googleがたどり着いた答え】学歴ではない本当に成果を出す人の特徴

出身大学は関係ない。採用で本当に大切にすべきこと

僕自身、日々採用に携わり様々な方々と関わる事で色々と思う事があるのですが、そんな中、今回はgoogleのとても興味深い記事があったのでまとめてみました。

当初、Googleの人事は「名門大学出身じゃないと人材のレベルが低いかもしれない」と心配をしていました。

でも、実際に採用したら、十分にパフォーマンスを発揮してくれた。何年も試行錯誤を続けて「結局、何がパフォーマンスに繋がるのか?」を社内で研究しました。

──実際に、どんなことがわかりましたか?

まずわかったことは、Googleでは、「どんな大学を出たか」は入社後のパフォーマンスと相関関係がなかったことがわかりました。

次にわかったのは、「これまでの人生で苦労をしたかどうか」でした。人生の中で、戸惑ったり、脱線したり、事故にあたり、病気になったり、浪人したり、好きな人を失ったり...。

そういった苦労した人たち、挫折した人たちは、会社のなかでパフォーマンスを発揮していました。挫折というのは、自分自身を見つめ直すチャンスです。アイデンティティを作り直す機会でもある。

なるほど、僕もこの意見にはとても腹落ちがして、

つまり

「若い時の苦労は買ってでもせよ」

「サイヤ人は死の淵から這い上がるたびに、戦闘力を高めることができる」

というのはやはり間違ってないんだなと再認識しました。

グーグルにとって大切なのは過去の「A」より瑞々しい好奇心だ。好奇心を持った人は仕事から学ぶため、入社後の社内トレーニングをあまり必要としない。グーグルの採用にはあらゆるデータが活用されている。

米紙ニューヨーク・タイムズの著名コラムニスト、トーマス・フリードマン氏によると、グーグルの社員の半数は大学の学位を持っていない。


実際現在はgoogleだけでなく、AppleやIBMも採用の際に学位は関係なくなっているようです。

ちなみに日本でも以下のような大企業も応募に際してすでに学位をなくしているようです。

Yahoo
DeNA
mixi Group
サイバーエージェント

確かにこれまでの僕の経験でも、学歴がよくても仕事ができない人はいくらでもいましたし、なくても仕事ができる人も大勢いました。

その中で「この人はレベルが違うな」と思った人は、やはりどの人もヘビーな経験を積んでいた印象です。

例えば若いうちから起業して失敗したり、ひたすらブラック企業で働き続けた経験があったり、とにかく人よりもハードシングスを経験していました。

そういったハードシングスを乗り越えてきた人達は、やはり圧倒的な当事者意識だったり、巻き込み力だったり、とにかく自分でなんとかしようとする力がすごかった印象です。

これはまさにgoogleが言うように、その人のそれまでの圧倒的な苦労=経験からきている力だったんだなと思います。

ただこれは大学自体が意味がないというわけではなく、これまでのようにいい大学を卒業している=有能という事の関連性は薄いという考えが、世の中的にも強くなってきているという事だと思います。

これに関しては、特に中途採用に言える事なんじゃないかなと思います。

新卒に関していえばやはり上位の大学を出ている人は、少なくともそこにいくまでは周りの人より確実に努力をしているわけで、その時点での優位性やポテンシャルは十分あるわけです。

しかし社会に出てからの環境によってそれがそのまま開花するか、いつの間にかなくなってきてしまうという事かと思います。

ちなみに僕の印象では、新卒3年目くらいまではある程度学歴も相関性があるような気がしますが、それ以降は置かれた環境や本人の努力次第ではないかと思います。(※あくまでその人が行う業務によります。仕組みで回す仕事では最初から学歴は関係ないと思います。)

まとめると、やはり学歴というのはあったに越したことはないが、社会に出てからは思ったほど差はなく、なんなら誤差程度で、そのあとは学歴以外の経験、つまり圧倒的な情熱や絶対にあきらめない力、ハードシングスを乗り越える力をもっている人だけが、結果的に成功できるという事なのではないでしょうか。

ちなみに直近の状況(2024年10月時点)として、高卒求人倍率が過去最高の3・7倍になったらしいです。

人手不足からくる若手人材の獲得競争になりますが、企業は若いうちから管理職に登用するなど、高卒社員の活躍の場を広げているようです。

こういった背景からも、学歴がなくてもチャンスは転がっており、今後益々学歴抜きでも活躍できる機会が増えてきそうです。

人生100時代、ずっと安定した生活を保つためにも、今の立場に胡坐をかかず、常に自分の未来=成長を考えて努力し続けるという姿勢を持ち続けていきたいですね。

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