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[2023年度版]ふるさと納税 x NFT事例

はじめに

ふるさと納税の返礼品として、NFTの利用が進んでいます。下記、記事によると、2022年に初めて、後志管内余市町でNFTが返礼品として取り入れられ、2023年中には、100以上の自治体に広がるのではないかと言われています。

返礼品のNFTには、自治体の観光名所などが描かれていたりするなど、地元の魅力を知ってもらうことを前提とした設計がされていますが、それだけではありません。NFTを利用することで、山古志の事例のように関係人口を増やしていくことによって最終的には、税収だけの関わりではなく、人と人の関わりにつなげていくことがその先にあるゴールになっているのではないかと思います。

昨今では、ユーティリティトークンとも言われますが、NFTを集めて楽しむだけではなく、保有することによって、別の用途として活用するものなども登場しています。今回はいくつか、事例を分類した上でご紹介したいと思います。

[A].地元アート関連事例

まずご紹介するのは、NFTのオーソドックスな使い方でもありますが、集めるコレクティブル性を最大限に活かしたアートとしての活用方法です。

A-1.鹿児島県 薩摩川内市×カバードピープル

A-2.余市町ミニコレクティブルNFT

A-3.上士幌町内のカミシホロホテル、ドローンショーNFT

[B].体験系

NFTを投票チケットや、入場チケット、体験チケットのような形で利用することを前提とした仕組みです。広くはユーティリティトークンとも言われますが、NFTを集めるだけではなく、さまざまな遊びなどにつなげていることが特徴です。

B-1.Game of the Lotus 遠野幻蓮譚 キャラクタートークン

B-2.鳥取県鳥取市・兵庫県加西市_CryptoNinja Partners、あるやうむとコラボした返礼品

[C].既存の返礼品 + NFTセット

ちょっとNFTを体験してみたいけれど、既存のギフトも合わせて楽しみたいというニーズに応えたNFTのセットになります。

C-1.紫波町産 i-coop 豚 豚肉セット + くりぷ豚レーシングフレンズ 紫波町オリジナルバージョン NFT アイテム

C-2.桜川市の山桜から採れた「山桜はちみつ」と自家焙煎したドリップ珈琲 + NFTアート

[D].既存ゲームアイテム x コラボ

既存のブロックチェーンゲームのアイテムを返礼品として利用するユースケースもあります。

D-1.「CryptoNinja Partners」と「あるやうむ」とのコラボ返礼品

D-2.NFTゲームMyCryptoHereosのゲーム内アイテム_余市町 白ワインNFT

D-3.クリプトスペルズで使用できるNFTの返礼品提供(兵庫県加西市/あるやうむ/CryptoGames)

[Z].番外編. NFTではないが、今後のNFTコンテンツのヒントになりそう

番外編として、NFTではないが、体験として面白そうなコンテンツを取り上げてみます。NFTはデジタルコンテンツであるものの、さまざまなチケットの役割であったり、フィジカル(リアル)と関わる上で、こういった事例は何かのヒントになる可能性があります。




Conclusion

NFTのユースケースは急速に広がっていますが、ユースケースが増えてきた今、改めてNFT自身の価値というものが改めて、見直されるきっかけにもなるのではないかと考えます。












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