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【不妊治療体験談#7】卵管造影検査(HSG)を受けてきました

こんにちは、yukiです。昨夜メラトニンをいつもより多く飲んだせいか頭に靄(もや)がかかったまま1日が過ぎてしまいました。睡眠改善で飲み始めたメラトニンですが、その強い抗酸化作用から体外受精率がUPするというデータがあり処方されているクリニックもあります。(参照

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▼こちらの記事に基礎知識から導入方法についてまとめているので参考にしていただければ幸いです

卵管造影検査

前置きが長くなりましたが、本題の卵管造影検査について。先週の金曜日、初めて卵管造影検査を受けてきました。結果は両方の卵管に詰まりはなく、問題なしということでした。SNSなどで情報発信くださっている皆さまに本当に感謝です。卵管造影検査の記録をまとめたいと思います。

(1)事前検査
卵管造影検査を受けるには事前にクラミジア検査の陰性確認が必要です。陽性の場合、菌が卵管〜卵巣まで広がってしまうため確認は必須。クラミジアの可能性なんてないんだから必要ないじゃん…と思っていましたが、このためだったのですね。

(2)卵管造影検査のタイミング
生理後2〜5日に行う検査で、生理後3日目がベストな時期だそうです。わたしが受けたのは生理後5日目でした。

(3)卵管造影検査の事前準備
クリニックによっては事前に痛み止めを飲むよう指示されるところもありますが、わたしの通うクリニックは特に指示はありませんでした。場合によっては麻酔を使うほど痛い検査と聞いていたので、往復4時間の運転リスクを心配した主人が1日有給をとって送り迎えをしてくれました。神。

(4)卵管造影検査の流れ
▼内診&消毒
まずは内診でコンディション確認。この時、膣内の消毒をされました。その後レントゲン室へ移動しX線をあてるため、専用台の上に寝転びスタンバイ完了。もう、ドッキドキです。不安をかき消すためか無意識に看護婦さんの指示にいつもよりしっかりした声で「わかりました」「お願いします」と返事をしていました。

▼造影剤注入
先生が来られて再度消毒から。消毒で痛みを感じる方もいますが、わたしは無痛でした。「今から生理痛のような鈍痛を感じますが、造影剤の入れるスピード緩めることで和らげられるので遠慮せずおっしゃってください」との言葉とともに造影剤検査スタート。消毒後に挿入された細いシリコンチューブから造影剤が注入され、モニターに造影剤の黒い影を確認。

▼造影剤散らし
痛みはと言うと、幸いにも我慢できるレベルの生理痛程度でした。息を「ふぅ〜っ」と2〜3呼吸吐くうちにあっという間に終わりました。痛みの時間は20秒もなかった気がします。モニターを見ながら先生が詰まりのないことを解説くださりタンポンを詰めて一旦終了。その後は造影剤の広がりをみるため10分台の上で放置。左右均等に造影剤を散らすため1分ごとに右下横寝、左下横寝とごろごろ繰り返します。

▼レントゲン撮影
10分経ってからレントゲン撮影をして無事終了。待合で待機し、レントゲン写真が出来上がってから造影剤の広がりについても見せてくれました。

(4)卵管造影検査のあと
▼抗生剤の服用
抗生剤を朝晩2日分処方いただきました。当日はシャワーのみで入浴はNGです。

▼出血は2日程度
当日はほとんど出血しませんでしたが翌日、翌々日に織物シートで済むくらいの出血がありました。

(5)検査費用
卵管造影検査 ¥9,830
抗生剤 ¥660
TOTAL ¥10,490

と、こんな感じで無事に卵管造影検査を終えることができました。卵管造影は問題なしでしたが抗ミュラー菅ホルモン(AMH)は過去の卵巣嚢腫の手術の影響でとても低くなっていました…。また別記事でこちらについてもまとめたいと思います。

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クリニックに足を運ぶたび、検査結果の良し悪しにかかわらず何かが確実に損なわれる感覚に襲われる。主治医を前にしても用意していた質問をひとつも消化することなく、機械的な会話が手短に済まされる。片道2時間の労力に見合った収穫を得ることなく、来た道を2時間かけて帰る。

未来の希望に向かって走っているはずなのに、走れば走るほど気持ちは妊活から離れていく。それでも母になれない未来を想像すると何回だって泣きたくなる。矛盾のはざまでしか生きられない。

そんな思考に苛(さいな)まれていたとき、心地いいメロディーが耳に届いた。「あしたには  少しでも気持ちが晴れますように  言葉には  強い力が宿ってますように」たとえ矛盾のはざまでしか生きられなくても、30年生きてこられたんだからこれからも言葉がある限り、きっと大丈夫だ。

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自律神経失調症が原因のPMSや胃腸炎から生還できた藤川徳美先生のメガビタミン健康法について、解説と体験談を綴っています。


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