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【となりの異星人】ビーチで小さい子がいて複数家族でバーベキューしながら泳ぎつつ社交してる人たちすごい能力…。

ビーチ…正確には琵琶湖の〇〇水泳場、でのこと。

ファミリー向けビーチ。
梅雨明け1発目の週末だったからか思ったより混んでいた。

(初めて琵琶湖の水泳場のことビーチって呼ぶと知ったときは心の中でビーチ!ビーチって!って何回もつっこんでいたものだなぁ…。)

わたしたち4人家族はインドア体質なので…アウトドア用品をほぼ持っていない。が、魚を見たいので、シュノーケルは1人1個。ぷかぷか浮かびたいので浮き輪は4人で3個。それだけ持って、2時間程泳いだら着替えて帰る。

帰りにスーパー銭湯に寄ったり、回転寿司行ったり、そんな感じ。

しかし…この日の混んでるビーチではほとんどの人たちがバーベキューをしながら泳ぎを楽しんでおられた!(きっと午前中から来て、午後までゆっくりするのかな?)

着替えに時間がかかるから先に泳ぐのをやめて陸に上がったわたし。

(着替え…水シャワーの出る簡単な仕切りのある空間でするから…年々パンツやズボンを濡らさず履くのがつらい〜。腰痛持ちにはつらい〜。自分がおばあちゃんになってきてるととても感じるのがこの狭くて濡れてる空間で着替える時だ!子どもは早く産めるなら産むほうが良いのだきっと…と、こんなとき思う。)

着替えを済ませ、ぼんやり周りの皆さんを眺めていた。

(アウトドアグッズ…いろいろあるんだなぁ。パラソル、どうやって立ってるんだろう?椅子、いいなあ。でも運ぶの面倒だなぁ。バーベキューって…いったいどんな準備がいるんだろう。)

両隣りには複数の家族連れがバーベキューを楽しんでいる。大人は火を囲み、ビールを飲んだりもしてるみたい。そして子どもたちは子どもたちだけですぐそこの水場で楽しそうに泳いで遊んでいる。まだ小さい赤子チームは砂で遊んでいる…喧嘩も泣いたりもせずに…。

わたしはその光景がアメージングすぎて…もう、すごいなぁ、なんで???どうしてこんなことができるんだろう〜!と、なんだか遠い宇宙の人たちを見ているかのような気持ちになって…しばらく観察してしまった。
見ても見ても不思議。

わたしにはできないことばかり〜!

いちばん不思議だったのは子どもも大人ももめている人がいないこと。すごいよ〜。

(うちの子たちが小さいとき、長男はテンポが遅く独特なのでうまく他の子たちの輪に入れず、次男はあっという間に喧嘩になって目の前の相手を叩いてしまう…そのことがつらくて、だんだん他の家族と出かけなくなり…そういえばいつのまにかもう頭になかったなぁ。忘れてたよ。)

バーベキューのみなさん、普段から仲良くしている家族同士なのかな?

まだ小さそうなのにテントで1人でサッと着替えている子、目撃!え〜?!

自分の親じゃない大人に
「〇〇ちゃん小さい子に水汲んできてあげて?」
と言われて、無言でサッと汲んできてあげてから、友達同士でトイレに行ったのち、救命胴衣みたいなのを着て、後ろに付いた紐を股から前に通してカチッと装着。そしてにこにこ泳ぎに行った女の子…。

子どもたちは両隣り共に赤子から大きくても小2くらいに見える。

すごい。すごすぎる。

コミュニケーション能力とか、運動神経とか、場を把握する能力、順応性、持ち物の管理とか…バーベキューの準備後片付けの段取りとか…

大人も子どももいろいろすごすぎる!

すごすぎる!

同じ人間?!

見た目が同じ人間なのにあまりに遠い!

違いすぎる人たちだ〜〜!

なんてすごい能力!!

というようなことを心の中でめっちゃ思って…胸がいっぱいになってしまいました。

帰りの車で夫に一生懸命伝えたけど…伝えても伝えきれないような気持ちだった。

なんでこんなに胸がいっぱいになったんだろうな…。

ビールを飲んでいた、ちょっとやんちゃそうな若いお父さんが、テキパキ網を洗っているのを見たときも不思議な気持ちがした。

なんでそんなことできるんだろう!どんなバランス?!って…。

そうだ、そのご一行様はわたしがヨボヨボ着替えている間にあっという間に片付けていなくなっていたんだった!

どういうこと?!
あの果てしない荷物が…
たくさんの子どもたちを…
どうやって??

あ〜〜
考えれば考えるほど自分にはできないしすごい能力だって思う。

わたしなら小さい子どもが溺れないかとかいろいろ心配でテンパってしまって無理…。

子ども見つつ、火をおこし、調理して、お皿用意して、飲んで、食べて、楽しくおしゃべりもするなんて…。

どうやっているのだろう?なぜあの子たちはあんなにいろいろすんなりできるのだろう?

人ってそれぞれに能力の違いが、あるんだな…。

今までぼんやりしてたって思った。

もっとそのことを…なんて言うのか…つ「腑に落ちた」状態にしたい、って思う。

だってこんなに能力が違うのに同じって思っていたらいろいろ誤解が起きて事件とか、喧嘩とか、嫌に思ったり、そういうことも起きてしまいそう。

わたしは今回そのバーベキューピーポーたちをちょっぴり羨ましくて妬ましく思い、そして驚きと、すごいな、やるなぁ、という気持ちで見ていた。

そして、こんなに近くに、こんなに当たり前に、すごい能力の人たちがいるんだなぁ〜と最後はそんな気持ちになった。

知らない星に降り立ったみたいな気持ち。

もしかして、私が当たり前に普段していること、人前で歌うこと、そのためにしている練習、宣伝、楽器や物販、衣装などの荷物を運び、広げ、たたんで持ち帰ること…。

そんなことを誰かがみたら、この日のビーチのわたしのように、「どうしてこんなことができるのか?何がなんだかわけがわからない…。」と思う人もいるのかな?

私は感動するのが好き。

その人ひとりひとりが、あたり前にできていることは他の人にしたら、もしくは違うグループの人からしたら、アメージングなことかも!

これからの人生は…今よりさらに誰かのちょっとしたことに感動できるようになるのかも…。

ぷるぷるしちゃう。

でもそうなりたい。

なーんてことを思った琵琶湖のビーチ。

今度バーベキューにもチャレンジしてみようかな。


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