遊び歌

先頭を歩くひとりで森の中をえずくように喉を動かす

まあ毎日　死ぬ　教えられたことがない名前の由来　ピーポー

どっからが本番？ねぇもう始まっているの？これが大気の味なの？

蹴飛ばした先に良さげな車がある、ああ、爆弾ならよかったのに

都落　駆り立てられて走ってるどうせ行き着く先は崖　火花

上座に座らなければならないサウスポーの全てが遠くにある

煙草を食べるからみてみておかあさん幻肢痛ではきっともうない

誰かの精液がつと垂れてくるのを感じながらランドマークへ

おまけに貰ったものが一番嬉しかったりする　パフェの旗傾く

どこからどうみても君だでももう君じゃないんだね石膏と蠅

駅員の耳鳴り電車がくるリズム　今　誰かが突き落とされる

ゆっくりと沼につま先から、分解を待つまでの苦痛は無意味

「死」を持ち出すなら派手にやれ僕はナイフをしっかり握りしめてる

君に弱さと名づけた花たちを花占いに使ってしまった

おいお前、俺を見るなら見るなりのナイフを握れしっかり握れ

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「おいもう喋るな」字幕で追っている感情のありきたりな生死

そんな、静止するほど驚いた？あたしの今まではこんなもんだよ

精液の匂いすこしする部屋を出てから飲んだ水の匂いが

止める　君が　君の生　駅なんかで停まるなんておかしい

肖像画の正しい石聖液晶画面でみてても正しい

衝動　殴る人／犯す人　鑑賞　許す人／愛する人

少女性悦喜する人々かき分けてゆく通学路など死ね

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驟雨時として救いに或いは婚姻のveilになることも

一瞬迷ったんだろう、その喉の動きを慈しんで花瓶に

殴れればよかったな。うん。殴ってもらえるし。うん

執着を確かめるごと君はヘッドライトを背に瞳孔を狭め

コーヒー飲めないことが今更話題にあがるのか、今更だから

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目が爛々としていた頃に会いたい靴紐結び直せないひと

ブリンブリンのネックレス鎖骨に当る、痛い最高の窓辺から

私が初めに犯されたのはからだその後にこころだったかしら

明るいベンチに無視されたときのわたしたちだけが座っている

一緒に培養されるキメラとかいらない子供とかもっといらない